Keepa(キーパ)とは?Amazonの価格リサーチに便利なツールを解説!
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Keepa(キーパ)とは
「Keepa(キーパ)」とは、Amazonで販売されている商品の価格変動を自動で追跡できるツールです。
Keepaのサイトにアクセスすると、商品の現在の価格や、過去と比較した際の価格変動の推移などの情報を簡単に把握できます。基本的には一部機能を除いて無料で使用可能ですが、有料版に登録しないと使えない機能も一部存在します。
無料の機能であれば、アカウント登録をせずに利用できます。
有料版に登録する場合は月額払いと年間払いの2種類のプランがあるため、自分に合ったほうを選択しましょう。
月額料金 19ユーロ(約2,500〜2,800円)
年間料金 189ユーロ(約25,000〜28,000円)
Keepa(キーパ)の主な機能
ー価格変動グラフを表示する
Keepaでは調べたい商品の「価格の変動」「Amazonでのランキング」「出品者」などの基本的な情報を線グラフで確認できます。
通常Amazonでは現在の商品価格しか表示されませんが、Keepaを使うことで過去の販売価格まで確認できます。
必要な情報がわかりやすくまとめられており、評価が高くて安い商品・安全な出品者の商品を選びやすくなるのがメリットです。
ートラッキング機能で値下げを通知する
商品にアラート設定を行うと希望価格まで下がった際に、SNSやメールで自動通知を送付する機能があります。
毎日Amazonの商品ページを確認しなくても、価格が下がったタイミングで買いたい商品を買うことができます。
ー商品の詳細な情報を確認できる
Amazonが販売している商品の定価や在庫状況、JANコードなど細かい情報を確認できます。
最安値の商品を見つけやすくなったり、出品者の比較をしやすくなったりといった利点があります。
ーランキンググラフを確認できる
Amazonの検索結果一覧やランキング一覧の画面で、keepaによる売れ筋のランキンググラフを表示できます。
各商品ページにアクセスする事なく、人気の商品を把握できるため非常に便利です。
Keepa(キーパ)の導入方法
Keepaには2種類の導入方法があります。
keepa公式サイトから利用する(ブラウザ版)
keepaの公式サイトにアクセスし、無料会員登録に必要な情報を入力しましょう。
https://keepa.com/#!
①keepa公式サイトにアクセス
②画面右上の「ログイン/アカウントの登録」をクリック
③会員登録の手続きを行う
④画面右下の「アカウント登録」をクリック
⑤登録したメールアドレスに届くURLから登録完了
ブラウザ拡張機能をインストールする(プラグイン版)
2つ目はGoogle Chromeなどのブラウザ拡張機能として使うプラグイン版です。
Google ChromeやFirefox、EdgeやSafari向けに拡張機能が提供されています。
以下のブラウザに主に対応しています。それぞれの拡張機能配信ページからインストールしましょう。
・Google Chrome
・Opera、VivaldiなどChrome互換Webブラウザ
・Firefox
・Edge
・Safari(Mac OS用)
Keepa(キーパ)のメリット
ー仕入れに役立つ
価格の変動の確認という点ならば、「ショッピングリサーチャーfor Web」という類似したサービスがあります。
一方でKeepaは「Amazon本社の価格」と「通常のセラーの価格」をそれぞれ表示できるので仕入れに役立ちます。
例えば、最安値付近をAmazon本社がキープしているので、とても売りづらく利益が見込めない商品とそうでない商品を見分ける、などの使い方が可能になります。
ーAmazon本社の在庫状況が分かる
KeepaではAmazon本社の在庫を確認できるため、Amazon本社が在庫切れを起こしそうなタイミングを計って商品を売り込みやすくなります。
在庫数を先回りで把握しておくことで、商品の仕入れも早くなり、利益の増加にも繋げることが可能です。
Keepa(キーパ)のデメリット
ー使えるブラウザが限られている
keepaをブラウザで利用する場合、Chrome、Firefox、Opera、Edge、Safariに限定されます。
ー最新価格の反映までに時間がかかり、多少の誤差が発生する
Keepaにも誤差があるため、必ずしも現在の最安値が通知されるわけではありません。
商品の価格は細かく上下している場合があり、通知が届いてから内容を確認するまでに更に価格が変動している可能性もあります。
そのため、Keepaに表示されているグラフだけで判断すると買い時を間違えることもあります。
グラフの数値はあくまでも参考値として、他の情報とも照らし合わせながら検討しましょう。
ー一部トラッキング対象外のデータ・商品も存在する
Keepaは全てのデータや商品を追跡できるわけではなく、以下のデータや商品は確認できない仕様となっています。
タイムセール時の価格
Kindleストアの商品
Amazonインスタント・ビデオ商品
※デジタルミュージックストアの商品は追跡可能
より便利な有料版の機能紹介
また、有料版では上記の機能の他に以下の機能も使えるようになります。
・製品の詳細
・オファーテーブルとバリエーションデータのエクスポート
・製品リストのインポートとエクスポート
・ベストセラー、トップセラー、セラーのストアフロントリスト
・製品ファインダーとカテゴリーツリー
・インタラクティブ販売ランク履歴グラフへのアクセス
・インタラクティブ購入ボックス価格履歴グラフへのアクセス
・インタラクティブeBay価格履歴グラフへのアクセス
・インタラクティブ オファー数とレビュー/評価履歴グラフへのアクセス
・APIへの基本的なアクセス 5件
まとめ
本記事ではKeepaについて解説してきましたが、いかがでしたか?
手軽に利用できる便利なツールですので、特徴を理解してEC運営に活用しましょう。