信頼できる店舗へ!楽天ギフト対応のレビュー対策と失敗しない運用ルール
楽天でギフト商品やポイント施策を活用してレビューを集めたいけれど、「規約に触れてしまわないか心配…」と施策をためらっていませんか?
確かに「高評価の強要」や「金品・物品のプレゼント」は厳しく禁止されていますが、実は「レビュー投稿者に次回使えるクーポンを配布すること」は、楽天公式機能として認められています。
この記事では、現在の楽天規約で「やってはいけないこと(NG)」と「推奨されていること(OK)」を明確に区別し、ギフト商品でも安全にレビューを集めるための運用ルールをやさしく解説します。過度に萎縮せず、ルールを守って正しくレビューを増やすための参考にしてください。
現状の課題を見える化

まずは「なぜギフト商品はレビューが集まりにくいのか」を可視化しましょう。原因がわかると、やるべき対策が整理されます。
▼レビューが少ない具体的な症状
ギフト商品は自家需要の商品よりもレビュー収集が難しい特性があります。主な障壁は以下の通りです。
症状:購入者と使用者の分離
具体的な状況:贈り主(購入者)は商品を見ておらず、感想を書く材料がない
症状:タイミングのずれ
具体的な状況:イベント(母の日等)に合わせて早めに購入するため、到着・開封まで時間が空く
症状:インセンティブの不在
具体的な状況:「クーポンNG」と誤解し、書くメリットを提示できていない
症状:同梱物の制約
ギフト先に「レビューのお願い」を入れるのは失礼にあたるため不可
▼運用の属人化とルールの誤解
多くの店舗で課題となるのが、「担当者によって規約の理解度が違う」ことです。
過去の古い知識のまま「レビュー特典は全部ダメ」と思い込んで何もしていないケースや、逆に悪気なく「高評価ならプレゼント」といったNG文言を使ってしまうリスクがあります。正しい知識をチームで共有することがスタートラインです。
楽天規約で「NGなこと」と「OKなこと」

ここが最重要ポイントです。「対価」のルールを正しく理解しましょう。
▼【NG】明確に禁止されている行為
以下はガイドライン違反となり、ペナルティ対象です。
・金品・物品・ポイントの直接付与
※「レビューを書いたら商品プレゼント」「キャッシュバック」「楽天ポイント付与」は禁止。
・評価内容による差別(条件付き特典)
※「★5をつけてくれたら特典」「高評価なら送料無料」などの誘導は厳禁。
・レビュー内容の指示・強要
※「必ず『良い』と書いてください」といった指示。
▼【OK】公式に認められている施策
楽天では、以下の方法は「販促活動」として認められています。
・次回使える「割引クーポン」の配布
※RMSの「サービスクーポン(レビューありがとうクーポン)」機能を使えば、投稿通知を受け取って
自動でクーポンメールを送る運用が可能です。これは公式に推奨されています。
・レビューの有無に関わらない「全員プレゼント」
※「今月ご購入の方全員にオマケを同梱」などはOK。(レビューを書いた人だけ、は物品の場合はNG)
つまり、「レビューを書いてくれたら、次回使えるクーポンをあげます(星の数は問わない)」という案内は問題ありません。
実務での安全な進め方

▼RMS「サービスクーポン」の設定
手作業でのクーポン配布は負担が大きいため、RMSの標準機能を使いましょう。
「店舗設定 > クーポン設定 > サービスクーポン設定」から、レビュー投稿者に対して自動で送付されるサンキュークーポンを設定できます。これにより「特典の送り忘れ」や「条件の付け間違い」といった人的ミスをゼロにできます。
▼ギフト商品でのレビュー依頼テクニック
ギフトの場合、商品を受け取る相手に「レビュー書いて」とは言えません。そのため、アプローチ先はあくまで「購入者(贈り主)」です。
・購入者へのフォローメールで依頼する
「無事にお届け先に配送完了しました。贈り物の反応や、当店を選んでいただいた理由などをお聞かせいただけると嬉しいです」と、「使用感」ではなく「選定理由」や「相手の反応」を聞くスタンスに切り替えます。
・クーポンを自分用購入のきっかけにする
「レビュー投稿で次回ご自分用に使えるクーポンをプレゼント。次はぜひお客様自身で味わってください」と案内することで、ギフト客をリピーターに変える動機づけになります。
▼同梱物(チラシ)の表現ルール
自分用購入(非ギフト)の同梱チラシでレビューを促す際は、以下のOK表現を使います。
【OK文面】
「商品到着後、レビューをご記入いただいたお客様に、次回当店で使える◯◯円OFFクーポンをプレゼントいたします!星の数に関わらず、率直なご感想をお待ちしております。」
【NG文面】
「★5をつけてくれたらプレゼント」「必ず『満足』と書いてください」「レビューを書いたらエコバッグ(物品)を別送します」
確認と改善のサイクルまとめ

運用を開始したら、定期的にチェックを行います。
・サービスクーポンの利用率確認
配布したクーポンがどれくらい使われているかを確認し、値引き額や期限を調整します。
・文面の適法チェック
バナーやメルマガに「プレゼント(物品)」や「高評価条件」などの古い記述が残っていないか、四半期に一度は見直します。
・低評価レビューへの返信
低評価が入った場合こそ、丁寧な返信を行うことで信頼回復のチャンスになります。
まとめ
楽天でのレビュー施策は「金品・物品NG」「評価誘導NG」ですが、「次回クーポンOK」です。これを活用しない手はありません。
特にギフト商品は、購入者(贈り主)に対して「次回はご自分用に」というクーポン提案を行うことで、レビュー収集とリピート促進の両方が狙えます。
正しいルールを理解し、RMSのサービスクーポン機能を設定して、今日から堂々とレビューを集めていきましょう!
<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。楽天市場のガイドライン・規約等は予告なく変更される場合があります。最新の情報は、必ず楽天の公式サイトや楽天市場の出店者向けガイドラインをご確認ください。


