異業種最強タッグで“リユース革命”を起こす!Yahoo! JAPANとブックオフが資本・業務提携!

リユース経験者を将来的に100%に

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)とブックオフコーポレーション株式会社(以下、ブックオフ)は24日、両社が資本・業務提携契約の締結したことを発表した。

この提携により、現在40%程度にとどまっているリユースに革命を起こし、リユース経験者を将来的に100%にすることを目指すため、「BOOKOFF」のチェーン全店で買い取った商品が「ヤフオク!」で販売する仕組みを構築する。

資本・業務提携に至るまで

Yahoo! JAPANは、1999年に現在では日本最大級のインターネットオークションサイトとなるまで成長した、「Yahoo!オークション」を開始し、インターネットの「中古市場」という新たな市場を創出した。

現在「つくる→買う→リユース」という循環型社会の構築にも積極的に取り組みを行い、“いつでも、どこでも、すべての人にリユースするワクワクを”のスローガンに掲げている。

一方現在ではリアル店舗の「中古市場」のパイオニア的存在となっているブックオフは、1990年に神奈川県相模原市に中古書店「BOOKOFF」1号店をオープンし、フランチャイズを含めると、各種リユース業態を全国に約1,000店舗展開している。

様々な商品の買取や販売を行い、“捨てない人のブックオフ”を掲げ、“モノを捨てたくない人が、捨てない生活をするためのインフラになること”を目指す。

両社は2013年7月より、協働で活動を開始していた。「福岡 ヤフオク!ドーム」において不要な洋服などを引き取って「ヤフオク!」と「BOOKOFF SUPER BAZAAR(リユースの大型複合店)」の店頭で販売するという取り組みを行っていた。

だが、更なる連携強化と可能性追求のため、業務提携契約を締結するとともに、Yahoo! JAPANからブックオフへ出資する資本提携を実施する。

業務提携の内容

中古本の出品数1,000万冊を目標に、「ヤフオク!」が「BOOKOFF」チェーン全店のマーケットプレイスに「BOOKOFF」で買い取ったモノを「ヤフオク!」でも販売することで、“買うことをもっと身近に”という取り組みを行う。

「BOOKOFF」チェーン全店が「ヤフオク!」のリアル拠点に“売ることをもっと身近に”「BOOKOFF」店舗で総合買取受付窓口の設置を行う。

また、今後の予定としては日本最大級のリユースセンターを開設するとしている。