敬老の日ギフト「情報源:ECサイト」「購入:実店舗」が人気【ECのミカタリサーチ】
「ECのミカタ」では「ECのミカタリサーチ」として消費者の市場動向調査を行っています。9月19日(月)が多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う「敬老の日」であることを踏まえ、祖父または祖母がいる20歳~39歳の全国の男女400人に「敬老の日に贈るプレゼント」をテーマにした意識調査を行いました。
「ECのミカタリサーチ」は「敬老の日のプレゼントに関する調査」を第1回とし、ネットショップの運営や消費者意識に関する調査を毎月実施予定です。
調査結果は以下よりダウンロードいただけます。
→ https://ecnomikata.com/knowhow/detail.php?id=11045
【目次】
1_ 「敬老の日」、「敬老の日のプレゼント」に対する消費者の意識
2_ 注力すべき「敬老の日のプレゼント」
3_ 「敬老の日のプレゼント」の売上増加を狙うには
4_ 調査から見えるネットショップの課題
ここでは、注目すべき3つのポイントをピックアップしてお伝えします。
「敬老の日」の認知83.5%も、プレゼントの予定があるのは25.0%
「敬老の日」が9月であることを知っているかどうか聞いたところ、83.5%が「はい」と回答しました。祖父または祖母がいる人の多くが9月に「敬老の日」があることを認識しています。しかし、今年の敬老の日にプレゼントを贈る予定があるか聞いたところ、約4割が「いいえ」と答えています。敬老の日の認知はあるものの、プレゼントを贈る人は少ない現状が見受けられます。
プレゼント購入時に参考にしたい情報源 第1位は「ネットショップ」
敬老の日のプレゼントを購入する場合、参考にしたい情報源を聞いたところ、第1位「ネットショップ」35.5%という結果になりました。しかし、次の別の設問では、プレゼントの購入場所は、「ネットショップ」よりも「実店舗」が人気を集めています。
ネットショップは、購入につながる工夫をすることで、情報収集にとどまらず購入につなげることができるかもしれません。まるで実店舗のように商品を詳細にみられる機能や、お客様からのお問合せフォームの設置と対応が重要となるでしょう。
一方、実際の購入は、男性64.0%・女性48.0%が「実店舗のみ」と回答
「今年の敬老の日にプレゼントを贈る予定がある」と答えた人にプレゼントの購入場所を聞いたところ、男性の64.0%が「実店舗」、30.0%が「ネットショップ」と答え、女性の48.0%が「実店舗」、24.0%が「ネットショップ」と答えました。祖父母に贈るプレゼントは、自分の目で実物を確認したいという人も多いのかもしれません。
今回の調査結果から、「敬老の日」に対する意識があり、また情報収集の場としてネットショップが活用されていることが明らかになりました。ネットショップとしては、これを機会と捉えて施策を打つことで売上を伸ばすこともできるでしょう。その他、今回の調査で分かった「人気の商品」や「敬老の日にかけたいと思う金額」などの調査結果を参考に、この時期の商品提案を考えていただけたら幸いです。
その他、今回の調査で分かった「人気の商品」や「敬老の日にかけたいと思う金額」などの調査結果は以下にまとめています。
→ https://ecnomikata.com/knowhow/detail.php?id=11045
【調査概要】
1.調査の方法:インターネット調査
2.調査の対象:祖父または祖母がいる全国の男女20歳~39歳を対象に実施
3.有効回答数:400人 (20代・30代の男女 各100人)
4.調査実施日:2016年8月26日(金)~2016年8月28日(日)