攻めのecbeing、Amazonログイン&ペイメント新機能や日本郵便との連携
株式会社ecbeing(以下、ecbeing)は、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」で構成されたECサイトにて、9月20日より日本国内初「Amazonログイン&ペイメント 定期購入機能」の提供を開始した。
改めて「Amazonログイン&ペイメント」の必要性と、「ecbeing」の最近の取組みについて振り返っていきたい。
おさらい「Amazonログイン&ペイメント」とは
「Amazonログイン&ペイメント」とは、アマゾン ジャパン合同会社(以下、Amazon)が運営する総合オンラインストアAmazon.co.jpのアカウントで、本サービスを導入している他のECサイトに会員登録せずともログインが可能、そして簡単に決済ができてしまう機能である。
今年3月に、PayPal Pte. Ltd.と、一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会(JECCICA)によって発表された「中小EC企業向け・2016年EC戦略白書」では、中⼩のECサイトへ会員登録することに全く抵抗がないという消費者はたった4%となり、何かしらの抵抗を感じる⼈が96%という結果がでた。(https://www.ecnomikata.com/ecnews/8207/)
こうした背景から、消費者のカゴ落ちを防ぐためにも、ECサイトごとに会員登録を行う必要がない「Amazonログイン&ペイメント」の導入はEC事業者にとって決して無視できないはず。
それでは、「Amazonログイン&ペイメント 定期購入機能」が「ecbeing」にて実装・提供されることでEC事業者にはどのようなメリットがあるのだろうか。ecbeingの最近の取組みと合わせてみていきたい。
日本郵便とも連携、EC事業者の環境を整える「ecbeing」
「ecbeing」を利用しているEC事業者は、「Amazonログイン&ペイメント 定期購入機能」を応用することで、発送までの期間が180日を超える商品への予約対応等も可能となり、今まで以上に幅広い商材やサービスを提供できるようになる。
これにより、EC事業者は更なるビジネスチャンス、顧客満足度の向上、更には売上げ拡大の機会を期待することができるのではないだろうか。
今回のように「ecbeing」は、ECサイトの利便性を高めるだけではなく、ECサイトが顧客を逃さず売り上げ上げる仕組みを整えている。例えば今年4月には、日本郵便株式会社のコンビニ・郵便局窓口受取サービス(以下「コンビニ等受取サービス」)とのシステム連携を開始した。(https://www.ecnomikata.com/ecnews/8821/)
このシステム連携により「ecbeing」を利用するEC事業者は、低コストで簡易にコンビニ等受取サービスを導入することが可能となり、再配達などの問題も抑えることができる。
「ecbeing」が中堅大手向けECサイト構築パッケージとして多くの企業に支持され、8年連続でのトップシェアを誇る理由には、こうしたECサイトが業務により集中できる環境を提供しているからだろう。
今後も、変化の速いEC業界で、「ecbeing」がどのようなサポートでEC事業者を盛り上げていくのか、目が離せない。