花業界の救世主。学生へ何を語る?~全員が儲かる世界
日大、ゲキハナ講義に潜入!
「花業界は、儲からない産業なんです。」
マイクを片手に語るのは、店舗「ゲキハナ」の古屋 悟司氏。こう言いながら、自身もECサイトで花を販売しているれっきとした花屋だ。
ここは日本大学商学部。准教授 宇田 理氏の授業では、毎週水曜日に楽天とタイアップした講座が開かれている。そして今回の講座は古屋氏の登壇なのだが、彼はECのミカタでコラムの連載をしていただいており、そのご縁もあって呼んでいただいた。
(コラムはこちらから。https://www.ecnomikata.com/column/10461/)
古屋氏のトヨタのディーラーに就職し新人賞を獲得、その後は悪徳訪問販売の道へ進むという興味深い経歴に魅せられて、授業が始まる前から心躍る記者である。(ちなみに古屋氏、詳しくは後ほど述べるが、現在は“三方よし”の美しいビジネスを行っている。)
花業界に“救世主”現る。
「花屋の流通総額は今から20年ほど前、約1兆円でした。しかし今は、約7000億円です。そして平均的な花屋の売上は、年で1000万円ほど。これははっきり言って少ないです。」と学生に語り掛ける古屋氏。
流通額が20年前と比べて大幅に低下した理由は様々考えられるが、人口の減少や嗜好品として購入されるからだという。他にも育て方を教えてくれる人がいなかったり、自分のために花を買う人が少なくなったり。なんと日本人が年に1回でも花
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