DeNA、ショッピングモール事業をKDDIへ譲渡
DeNAがDeNAショッピングをKDDIへ譲渡
本日、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は、同社が運営する「DeNAショッピング」事業と、加えてDeNAグループとKDDIが協業で提供する「auショッピングモール」事業を、KDDIへ譲渡することを発表した。
事業の取得は以下の手順で行うという。
①DeNAが、子会社として新たに新会社を設立する。
②DeNAが運営する「DeNAショッピング」、DeNAの連結子会社である株式会社モバオク(以下、モバオク)が、DeNAおよびKDDIとの協業で運営する「auショッピングモール」の両事業を吸収分割の方法により新会社に承継する。
そしてKDDIは、2016年12月28日を目途に両社が保有する新会社の全株式を取得後、完全子会社化する。
DeNAの知見と経験で、KDDIの事業拡大
KDDIは、DeNAが今まで築き上げたショッピングモール事業の知識や経験をもとにして、EC事業を強化していく方針だ。現在、「au WALLET」「au WALLET Market」を中心とした決済・物販事業の展開や通信領域以外でもお客さまの生活シーンに寄り添ったサービス提供しているが、今回の事業取得でau経済圏の拡大も更に進んでいくことだろう。