21種類の海外通貨でクレジットカード決済を可能にする方法
GMOイプシロン社が三井住友カードと提携
GMOインターネットグループのGMOイプシロン株式会社が三井住友カード株式会社と提携し、オンライン決済サービス「イプシロン」にて21種類の海外通貨に対応したクレジットカード決済サービスを5月2日より開始したと発表があった。
サービス名称は『クレジットカード決済(多通貨)』となっている。これにより「イプシロン」を利用しているEC事業者は、21種類の海外通貨が流通している44カ国の40億人以上の消費者を対象にクレジットカード決済を提供することができるという。
『クレジットカード決済(多通貨)』提供の背景
世界的にインターネットでの商品購入が一般的となり、日本国内向けに運営しているネットショップに海外からの問い合わせが増えているという。だが現在国内向けのネットショップでは日本円のみの対応となっていることが今回のサービス提供の背景となっている。
海外消費者が日本円のみの対応を理由に購入を見合わせるケースも増え、購入機会の損失を招いている現状は事業者にとって大きな損失だろう。『クレジットカード決済(多通貨)』が提供開始になったことでEC事業者の機会損失を防ぐことができるそうだ。
さらに海外の消費者にとって支払いにおける利便性が高まることで、売り上げが増えることは間違いないだろう。