少ない初期投資で

コダック合同会社は6月20日、ECサイト構築パッケージソフト「W4P(web for print) Smart Store（ウエブ フォー プリント　スマートストア）」を6月1日より販売開始したと発表した。

同ソフトは少ない初期投資で、なおかつ更新やカスタマイズも柔軟に行えて簡単に運用でき、印刷通販サイトを立ち上げて細かい仕事も取りこぼさずに対応したいという中堅印刷企業からのニーズに応えるものである。

コダックは国内のソフトウエア開発を行うジーティービーと協業し、同ソフトを開発、コダックのワークフローサーバーであるKodak Prinergyと連動して稼働する。

web上での処理が可能に

同サービスは定価180万円（税別）。

取り扱いの印刷商品アイテムを登録しページ数や色数、紙の種類、後加工方法などの指示項目をプルダウンメニューから選択し、印刷を発注するアップロードオーダー方式に対応したネット受注システムで、受注情報は、Prinergyとシームレスに連動して処理される。

カートに登録されたアイテムから簡易見積もりを作成、Kodak Prinergyと連動することで、アップロードされたデータを自動的にプリフライトチェックし、web上でのプレビューを可能にした。

サイトのトップページの編集も画面の中で編集でき、クレジットカード決済に対応、社外にいる営業スタッフがスマートフォンやタブレットを利用してリアルタイムに受注情報を入手することもできる。

現在、出力内容に合わせたギャンギング機能を開発中で、次期バージョンアップ時にオプション機能として追加する予定である。