「宅配研究所」から始まる再配達削減の動き、物流が変わる。弊社もサポーターに。

ECのミカタ編集部

宅配研究所は、再配達をゼロにすることを目標に「第3回再配達削減2ウィーク!」を、多くのサポーターと共に開催する。このイベントのサポーターに、弊社ECのミカタも入ることが決まった。

ドライバーの苦労、CO2を減らすために開催

 昨今、配達業者による荷受け量抑制の件など、配達にまつわる様々な問題提起がなされ、EC店舗はおろか、一般人も配達に対しての意識が高まっている。そこで、年間1億3700万個出荷するグループ「宅配研究所」が立ち上がった。同研究所は再配達をゼロにすることを目標に「第3回再配達削減2ウィーク!」を、多くのサポーターと共に開催しようというのだ。また、同イベントのサポーターには、我々ECのミカタも名を連ねている。

 時に、雨の中を、2つも3つも台車をせっせと押す宅配ドライバーの姿を、目にすることもあり、配達する側の苦労は簡単に推し量れるものではない。宅配研究所がドライバーに話を聞いた結果、再配達の個数は2割だが、実際には、1枚の不在票で1日3回行くことあり、体感的には3割や3割五分ということが明らかとなった。

 そうした悩みに応えるために、宅配研究所がある。ドライバーの苦労を軽減し、資金の有効活用を促ししつつ、環境面に配慮して、CO2を減少させるという命題から、「再配達削減ツーウィーク」を企画し、多くの団体から支持を受け、活動を開始することとなったのだ。現在のサポート団体は以下の通りだ。

【現在のサポート団体】
ECのミカタ株式会社
3R活動推進フォーラム
創価大学安田ゼミSKYSTACK
公益財団法人流通経済研究所
再配達ゼロアプリ「ウケトル」
株式会社イー・ロジット
舟納豆
株式会社北国からの贈り物
株式会社カワタキコーポレーション
株式会社藤栄
株式会社エスシー
通販通信(アドブレイブ)

 EC利用者が増加する一方で「再配達問題」が発生する中、各企業では、宅配ボックスの設置が多くみられるようになっているほか、無料で荷物追跡・再配達依頼ができるアプリ「ウケトル」などの登場により、再配達防止の動きは活発化している。それと同様に消費者側もこの問題と向き合い、再配達防止のサービス等をしながら意識をしなければならない。その意識を変えるきっかけが「第3回再配達削減2ウィーク」となり、また、リアルイベントも控えいるそうで、企業だけでない、消費者も再配達防止に努めるようになるだろう。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事