Amazon Pay導入ECサイトまとめ、特徴と効果を探る

ECのミカタ編集部

「Amazon Pay」公式動画より

Amazon以外のECサイトにもAmazonアカウントでログインから決済まで完了できる。そんなサービスが、2015年5月に「Amazonログイン&ペイメント」として日本でローンチされ、2016年秋には導入サイトが1000サイトを突破、定期購入機能とモバイルアプリにも導入が開始され、2017年2月には「Amazon Pay」としてリブランドした。そんなAmazon Payは、実際にどのようなサイトに導入されているのだろうか。1000を超える導入サイトから、Amazon Pay公式ページ(2017年3月末時点)を参考に、注目のサイトをピックアップして紹介する。

Amazon Pay第一のメリットは、新規顧客獲得

「Amazon Pay」公式ページより

 上記は、Amazon Pay導入サイトが特に多いジャンルだ。中でも「服・シューズ・バッグ・腕時計」ジャンルのECサイトは数多くAmazon Payを活用している。Amazon Payの特徴の一つとして、最短2クリックで購入まで完了できるため、スマホユーザーにとっても利便性が高く、相性が良いという点がある。特にアパレルECサイトには、スマホユーザーが多いため、Amazon Payの導入で効果を感じやすいのかもしれない。

 また、Amazon Pay導入によるECサイトの大きな効果として、新規顧客獲得や会員登録率の向上があげられる。不特定多数のユーザーが多く訪れるECサイトにおいて、ユーザーにとってすでに馴染みのあるAmazonアカウントを利用できるのは、購入への背中を押すことになるだろう。

ジャンルを問わず、手間なく、安心感のある購買体験

「Amazon Pay」公式ページより

 Amazon Payの導入ECサイトは、ジャンルを問わない。toCではなく、toBの商品であっても、Amazon Payが利用されるという。法人利用の場合、ある意味個人利用以上に、手間暇をかけたくないというニーズがある。そこで、最短2クリックで決済完了できるという点が、ユーザーに評価されているものと考えられる。

 さらに、Amazon Payでは、カード情報はECサイト側に渡ることなくAmazon側で管理するので、個人情報流出のリスクを低下させ、ECサイトで情報管理をする手間も省いてくれる。日々大量の取引を扱うAmazonのセキュリティは信頼性も高く、Amazon Payを使うことで、ユーザーは高額商品であっても安心して購入できるのではないだろうか。

進化する機能、定期購入機能やモバイルアプリも

「Amazon Pay」公式ページより

 Amazon Payは進化を続けており、それに伴い導入ECサイト数も、ジャンルも増え続けている。Amazon Payが決済のインフラとして定着することで、これまでECでは一般的でなかった商品・サービスも、ECで購入できるようになるかもしれない。それが、上記のような導入サイトにも表れている。

 また、Amazon Payはローンチ当初、新規獲得や会員獲得を大きな強みとしていたが、その後、定期購入機能が加わることで、リピート獲得にも効果を発揮するようになった。SHOPLISTや出前館では、モバイルアプリでもAmazon Payを利用することができる。モバイルアプリは、リピート顧客に対する集客手法として有効だが、そこにAmazon Payが加わることでさらに効果を高められるのではないだろうか。

今後はECの枠を超えオムニチャネル展開に

「Amazon Pay」公式ページより

 Amazon Payの登場により、Amazonの直販だけが賑わうのではなく、Amazon以外のECサイトでも、Amazonユーザーを自社の顧客として集客することができるようになった。Amazon Payは、EC業界全体を盛り上げるサービスであると言えるのではないだろうか。

 さらに、Amazonのその他のサービスも見ていくと、Amazon Payは今後、オムニチャネル展開にも絡んでいきそうだ。Amazonとその他のECサイトの垣根を低くし、そしてECとEC以外の世界を融合していく、そんなAmazon Payの根幹にあるのは、ユーザーにとって便利な購買体験を提供したいという考えだ。この考えを徹底していることが、Amazon Payを他のサービスから一線を画す存在にしている大きな理由なのではないかと思う。

 なお、本記事で紹介した以外のAmazon Pay導入ECサイトを、Amazon Pay公式ページにて見ることができるので、こちらも参考にしてみてほしい。

「Amazon Pay」公式動画

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