楽天、ケンコーコムと爽快ドラッグの合併会社 Rakuten Directが7/1に誕生することを発表
楽天株式会社(代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、当社全額出資のケンコーコム株式会社と、同じく全額出資の株式会社爽快ドラッグの二社を、合併し、7月1日付で新会社を誕生させる。
会社名は「Rakuten Direct株式会社」で、本社は、福岡県福岡市で、代表取締役社長には、小森 紀昭氏が就任する。
思えば、楽天が爽快ドラッグの全発行済株式を約89億円の現金を対価として、取得し、完全子会社としたのは、今から半年前。爽快ドラッグは楽天の子会社化となる以前、住友商事の傘下にあったが、もっと過去をたどると、小林製薬の資本から生まれている。2000年のことだ。だから、まだネット通販もそこまで普及していない時期。
爽快ドラッグの歴史を辿りつつ、未来を考える
その後、すぐに医薬品や健康食品、美容などを扱う同製薬会社の問屋(コバショウ)がメインの株主となり、そういう背景からすれば、小林製薬は、インターネットのポテンシャルをその時点で感じ、自らショップを興すことで、実店舗以外での流通の可能性を探っていたように推測できる。
製薬会社としては、実店舗の分の粗利が、爽快ドラッグ(当時は創快ドラッグ)として、自分のグループに入ってくるわけだから、メリットはあると考えたと思います。現在は、その問屋(コバショウ)は日用品・美容関係では影響力の持つPALTACと合併
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