楽天、ビックカメラと新会社設立!楽天ビック始動!
楽天株式会社は、株式会社ビックカメラとの連携を強化し、両社が出資する新会社を設立すると先ほど発表した。その発表によれば、それに向けた基本合意書を本日12月19日付で締結しており、すでに、ビックカメラにおいては、既に楽天市場のなかに、楽天市場店が存在するのだが、これを「楽天ビック」というショップに形を変え、単なるリニューアルにとどまらない家電を求めるユーザーの利便性を強化していこうというわけだ。
この「楽天ビック」は当然ながら、両社が出資する新会社が運営することとなり、実店舗とこの「楽天ビック」の価格面での統一感が生まれるだけでなく、「楽天ビック」の品揃えも豊富となって、お客様の利便性は向上されるほか、これまで実店舗で培ってきた家電の設営などのきめ細やかなサービスも可能となるようだ。
予測1:ネット通販でビックカメラが手に入れたいのは?
思うに、ビックカメラはネット通販においてはヨドバシカメラやヤマダ電機などの存在が気になるところで、ここの部分を強化していきたい意向もあるだろう。また、これはあくまでも予測の域を脱しないが、ここ最近、楽天は楽天データマーケティングという会社を設立してデータから顧客を分析し、それをナショナルブランドと連携して、これまでマスメディアを使ってアピールしてきた路線とは違う、ここのお客様を意識したものをネットで提案しようとしている。
おそらく同じく、楽天の集客力とここから生まれる顧客情報に対して、ビックカメラが興味を示さないわけがない。ビックカメラは次なる時代で勝ち組となるために、顧客情報を有効活用して、自らのビジネスに生かせれば、そこに自らの売り上げを伸ばす契機になるのではないか。
予測2:楽天の狙いはビックカメラの実店舗?
さらに、楽天もまたこの「楽天ビック」では、ビックカメラのネット通販でやっている東京23区の即日配達を実施することとなるはずで、これも今まで楽天が家電ジャンルにおいて追えなかった部分の強みに変えられる要素となるはずだ。ここから先も予想の域を脱しないが、ビックカメラの流通網を活かすことで、スピード配送を実現させられるわけで、いずれ家電以外のジャンルもビックカメラの流通網を生かして進出して行くことだっ