わんまいるの「健幸ディナー」がネットを飛び出し、スーパーマーケット「オーケー」で取扱開始

ECのミカタ編集部

 株式会社ファミリーネットワークシステムズ(本社:大阪市北区)が運営する「わんまいる」は、関東圏にスーパーマーケット「オーケー」を展開するオーケー株式会社(本社:神奈川県横浜市)と業務提携することに合意した。オーケーの40店舗で1月25日より「わんまいる」旬の手作りおかずセット「健幸ディナー」を販売する運びとなった。

 わんまいるの「健幸ディナー」は、管理栄養士が栄養バランスを計算したメニューを監修し、1食当たり平均、400kcal以下、塩分3.5g以下におさえて、毎月のメニューを考案している。手作り感と調理工程において、添加物(合成保存料・合成着色料)を使用していないので、産前産後の女性や子供、高齢者の方々に安心だ。

 今回その「健幸ディナー」を取り扱うことを決めたオーケーは、高齢者が増える中、少しでも貢献できる事はないかと、お友達宅配サービスなどを実験的にスタートさせた。

 商品の取扱いについても、高齢者にとって必要な商品は、栄養バランスの取れた食事といった結論に至り、単純な単品のお惣菜やお弁当形式だけでなく、食事としての完成度の高い商品を探していたという。

 オーケーにとっては、安心・安全な栄養バランスで、産前産後の女性や高齢者に好評を得ている「健幸ディナー」をオーケーの店舗で取り扱うことで、新たな顧客層にアピールできる。わんまいるにとっては、販売実績の高い首都圏で販売及びブランド認知が期待できるため、今回業務提携を締結することとなった。

「リアルとネットを横断する」ことは当たり前な時代に

「リアルとネットを横断する」ことは当たり前な時代に

 わんまいるは今回オーケーでの取扱がスタートする「健幸ディナー」を始めとする、様々なメニューを自社ECサイトやAmazon、楽天、Yahoo!ショッピング、ロハコなどでも販売を行っている。

 スーパーなどでも取扱が始まれば試食的な意味合いも兼ねられる。競合が増え、リアルでの販売だけでも、ネット販売だけでも難しくなってきた昨今、こうした店舗とネットを連動させた施策は必須になってきていると感じる。

 知名度の向上は大きく売上を左右する。それはつまり多くの方の健康の一助を担うことができるということ。こうした社会的な一面も持つショップの取り組みは大小問わず今後も応援していきたいと思う。

ECノウハウ


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事