若年層の約半数、過去1年間に「中古・リファービッシュ品」購入 BCG調査

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ECのミカタ編集部

Z世代・ミレニアル世代の約半数が過去1年間に中古・リファービッシュ品を購入~BCG調査

ボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は2026年6月1日、「サステナブルな社会の実現に関する消費者意識調査」の結果を発表した。

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調査概要

◆調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
◆調査方法:インターネット調査
◆調査期間:2026年1月9日~1月13日
◆調査人数:n=3300
※人口動態に応じ、ウェイトバックして集計
◆出典:サステナブルな社会の実現に関する消費者意識調査(ボストン コンサルティング グループ)

若年層の約3割「はじめから中古・リファービッシュ品を検討」

今回の調査では、新たに中古・リファービッシュ品(使用済み製品をメーカー等が回収し、点検・整備/交換・補修などを施して、新品に近い品質水準にまで戻した商品)に関する意識について分析した。

その結果、Z世代では30%程度、ミレニアル世代では26%程度が中古・リファービッシュ品の購入をはじめから検討すると回答した。

「リセールを前提とした購入行動」が若年層に根付きつつある

過去1年間で実際に中古・リファービッシュ品を購入した割合は、Z世代で52%、ミレニアル世代で47%を占めた。

製品カテゴリ別に見ると、ラグジュアリーファッション・グッズやベビー・子ども用品、デジタルカメラといった項目で特にこの割合が高くなっている。

将来その商品を売ることを念頭に、購入価格から将来の売却価格を差し引いた費用(実質負担額)を考慮して「購入を決めている」と答えた割合は、Z世代で31%、ミレニアル世代では25%となった。

BCGはこの結果について「リセールを前提とした購入行動が若年層に根付きつつあることがわかります」とコメントしている。

「価格上昇の理由」が上乗せ料金の受け入れのポイントに

今回の調査では「CO2削減など環境に配慮したコーヒー」について、どの程度の上乗せ料金を支払う意思があるかも質問している。

その結果、特に説明をしなかった場合、通常の商品から10%以上の上乗せ料金を支払うと回答した人の割合は35%であった。一方、気候変動とコーヒー豆の価格高騰の関係について説明を行った後では、その割合は41%へ上昇した。

BCGは「10%の上乗せ料金は、環境対応の強化によって今後見込まれる価格上昇幅を想定したものです。こうした価格上昇について背景を適切に説明することで、消費者の支払い意向が高まる可能性が示されました」とコメントしている。

本調査では、若年層を中心に中古・リファービッシュ品が新品と並ぶ標準的な選択肢として定着しつつあること。同時に、環境に配慮したことによる価格上昇を適切に説明することで、消費者が追加料金を受け入れやすくなることが明らかとなった。

これからは循環型の購買体験設計や、環境配慮の価値を生活者にわかりやすく伝えるコミュニケーションがより重要になるだろう。今後の施策検討の参考にしたい。