アプリ支援に特化したグロースハックツール『LogBase』が登場

ECのミカタ編集部

アプリ支援に特化したグロースハックツール『LogBase』が登場

株式会社アイモバイル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野口哲也、東証マザーズ上場、以下「アイモバイル」)は、2017年2月、株式会社pLuckyより譲受したリテンションマーケティングツール「LogPush/LogPOP」 の大幅な機能追加を行い、モバイルアプリの収益最大化支援サービス『LogBase』として2月15日(木)より販売を開始する。

広告配信サービスの展開で強み

アイモバイル社は、2007年の創業で、現在では、インターネット広告事業を軸とし、国内最大級の規模を誇るアドネットワーク「i-mobile Ad Network」の提供をはじめ、幅広い事業展開をしている企業だ。

特にアフィリエイト事業、動画広告事業及びDSP事業等の多種多様な広告配信サービスの展開では強みを発揮し、昨年は、デジタルサイネージ広告事業「SCEEN(シーン)」の提供を開始するなど、新技術の創造やサービスの構築に取り組んでいる。

そのアイモバイル社が新たに送り出す「LogBase」は、アプリデベロッパー及びマーケティング担当者において、継続率、ファネルをはじめとしたユーザーデータの分析が可能になっている。

また、データを基にしたプッシュ通知やアプリ内メッセージなどユーザーへ向けた各種リテンション施策を管理画面でワンストップに利用できる点が特徴だ。

安価かつ高機能なマーケティングツール

安価かつ高機能なマーケティングツール

昨今、EC市場のみならず、スマートフォンアプリの利用ユーザー獲得や維持を目的としたリテンションマーケティングが注目を集めている。今回リリースする「LogBase」では、マーケティング担当者及びアプリ開発者に向けて、アプリを成長させるために必要なツールの提供を行っていく方針だ。

その概要は、プッシュ通知、アプリ内メッセージの基本的な機能からABテストや計測、ユーザーデータ分析などの幅広いサービス内容となる見込みだ。それはつまり、同サービスが、アプリユーザーの分析から各種リテンションの施策をワンストップに行える高機能なマーケティングツールになることを意味する。

価格設定も安価になる予定で、MAU(月間利用ユーザー)5万以下のアプリは全ての機能を無料で利用可能にするとしている。

ユーザーの手の中で眠っているアプリを動かせ

ユーザーの手の中で眠っているアプリを動かせ

リテンションとは維持や保持といった意味合いを指す言葉で、既存顧客との関係を継続していく施策がリテンションマーケティングと呼ばれているのは周知の通りだろう。その文脈の中では、特にアプリ領域で高い注目を集めており、背景には量的にも種類の面でも実に多くのアプリが普及したことに関係している。

現在ダウンロード可能なアプリは国内だけでも400万を超えると言われており、新規ユーザーの獲得が年々難しくなっているのが現状だ。そのため、過去にダウンロードしたが起動していない、または起動回数が少ないユーザー等をアクティブにしていくアプリリテンションマーケティングが必要と言われている。

それを踏まえて、同社の「LogBase」では、アプリマーケティングの一環としてプッシュ通知やアプリ内メッセージなどアプリ事業者から利用ユーザーに向けたリテンション施策を可能としていくことを主眼としている。つまりユーザーのアプリ内での動きを分析、可視化し、それに合った通知や内容を考案していくことで、既存ユーザーへアプリの継続利用を促すツールとなるのだ。

同社は、今後もインターネット広告事業との取り組みを拡充し、アプリの成長からマネタイズをトータル支援していく方針で、アプリ開発者にとっても心強いツールや施策が展開されていくことに大いに期待したい。

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