VR体験を持ち帰り購買行動につなげる「GuruVR TO GO」が誕生
株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下「ジョリーグッド」)は、店舗やイベントでのVR体験をスマートフォンで持ち帰って購買につなげる、V2O(VR to offline)ソリューション「GuruVR TO GO(グルブイアール・トゥーゴー」)の提供に関して公表した。
持ち帰るVR
GuruVR TO GO(「TO GO」は、「持ち帰る」の意味)は、売り場やイベント会場で提供するVR体験を、体験者のスマートフォンで持ち帰ってもらい、ネット購入や店舗来店にダイレクトに繋げることができる「購買直結VRソリューション」だ。
VRによる360度体験は、商品の生産現場や工場での製法などの情報を、ユーザーにとっては場所を選ばずに“リアルな体験”として提供できるため、新しい販促ツールとしての活用が注目されている。
一方で、これまでのVR展示では、展示会場や店頭などで、その場で“体験させて終わり”の展示手法がほとんどで、そこから購買や継続的な顧客確保につなげることは困難だった。
リアルタイム同期させるアプリケーション技術を独自開発
そこでジョリーグッド社は、VR体験中のさまざまな情報を「複数のデバイス間でリアルタイム同期させるアプリケーションテクノロジー」を独自に開発し、VR体験後にそのVRコンテンツと関連アクションを、体験者のスマートフォンで簡単に持ち帰ることができる「VR TO GO」(VRを持ち帰る)の仕組みを開発しのだ。
また同社は、3月6日(火)から3月9日(金)、幕張メッセにて開催される「FOODEX JAPAN 2018」にて本ソリューションによる「産地直送VR」を出展する予定となっている。
ミッションを楽しんでもらいながら集客につなげる
出展者はTO GOページにて、達成特典付きの“TO GOミッション”を提供することにより、ネットショップへのアクセスや店舗来店などへ、ダイレクトに誘導することができる。
ユーザーがあらかじめ設定されたミッションをクリアすると、その得点(達成度)はTO GOページ内に記録される。これにより、出展者はVR出展による購買行動への到達率を、明確に把握することが可能だ。
また、TO GOミッションとして「出展社SNSのフォロー」や「ネットでシェア」を設定することで、継続的な顧客との接点を構築、拡大することにも寄与する。
V2Oという全く新しい概念
GuruVR TO GO で具体化されたV2O(ブイ・ツー・オー)は、ジョリーグッドが提唱する「ヴァーチャルな体験をオフラインのリアルなビジネスへ繋ぐ、VR to Offline(ブイアール トゥ オフライン)」の略称だ。
同社は、V2Oは、今後、VRのマーケティング活用を本格化する上で、欠かせない概念になると確信していると自信を示している。まさにV2Oソリューションは、VR体験をリアルなビジネスにつなぐ新しい概念、そして独自技術の体現とも言え、注目を集めるVR市場を一変させる可能性を秘めた熱度の高い発信と言えるだろう。
そしてそのソリューションは、ECそしてオムニチャンネル化の進化という意味においても今後、市場を活性化させることが大いに期待される。ぜひこれからの展開に注目したい。