KARTEが販促支援サービスSTAFF STARTと連携してオムニ化と顧客パーソナライズ化をより深化させる

ECのミカタ編集部

株式会社プレイドは、同社が提供する「KARTE(カルテ)」において、株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都港区、代表取締役社長:小野里 寧晃)が提供する、実店舗の販売スタッフを軸にオムニチャネル化を推進するアプリケーションサービス「STAFF START」との連携を開始した。

よりパーソナライズされた接客を実現

「KARTE」は、ウェブサイトへ来訪したユーザーの行動をリアルタイムに解析して一人ひとり可視化し、個々のユーザーにあわせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するサービスだ。

高い拡張性を備えているため、オンサイトに限らず様々なシーンでユーザーとのコミュニケーションが実現でき、既存サービスとの連携も柔軟で、マーケティングの課題やニーズに合わせた様々な活用が可能だ。そうした要素が受け入れられ、2015年3月にサービスを開始して以来、幅広い方面から支持を得ている。

今回の連携により、新たにウェブ上の行動データを保有している「KARTE」と、店舗の販売スタッフデータを保有する「STAFF START」が連動することで、実店舗の販売スタッフのコーディネート画像のデータを、デジタルにおける顧客接点でより多面的に、パーソナライズして活用することが可能となる。この分野は、アパレルの購入要因に大きく影響するとして各社がECサイトやSNS活用の面から大いに視線を送っている。

ファッションEC「PAL CLOSET ONLINE STORE」にて導入済み

今回の連携の第一弾として、顧客がアパレルのECサイトでカートに入れた商品や、過去に購入した商品を元に、同商品を着用したコーディネート画像をサイト上で紹介し、関連商品の購入を訴求することが可能となっている。

また、商品購入後のフォロー施策として、購入商品を着用したコーディネート画像をメールで送信することも可能となっており、ECサイトへの再来訪・追加購入促進に寄与する。この機能と施策は、すでにファッションECサイト「PAL CLOSET(パルクローゼット)ONLINE STORE」にて導入を開始しているそうだ。

顧客と販売スタッフをシームレスにつなぐ

後は顧客の購買データなどを元に、顧客の好みや体型と近い販売スタッフがマッチングされるような機能の実装を予定する。これが実現すれば、例えば、同じ身長の販売スタッフをマッチングすることで、ECサイトで課題として取り上げられる「サイズ問題」が解消されるなど、好みの販売スタッフを参考にしたスムーズな買い物が実現することとなる。

また将来的には、実店舗の販売スタッフと顧客を、リアルとデジタルの境目なくつなぎ、顧客のエンゲージメントをより高めるための連携も検討しているとのことだ。顧客と販売員がデジタルでつながり、その後に店頭で出会ったり、店頭で出会ったスタッフとデジタルでもつながるなど、顧客と販売スタッフとの関係性をシームレスにつないだ「顧客本位のオムニチャネル化」を目指す計画だ。

EC事業の成否を分ける要素に、オムニ化をいかに実効的なものにするのかという点がある。今回の連携はまさにリアルとネットを融合させ、かつパーソナライズされた接客を可能にするもので、結果としてリアルショップでの販売員のモチベーション向上や、顧客との信頼関係の深化にも寄与することが期待できる、注目すべき施策と言えるだろう。

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