「Yappli」と「KARTE」が連携し、パーソナライズされたアプリ接客を実現

ECのミカタ編集部

 株式会社ヤプリ(本社:東京都港区)が提供するクラウド型アプリ運営プラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」は、株式会社プレイド(本社:東京都品川区)が提供するCXプラットフォーム「KARTE(カルテ)」と連携し、アプリマーケティングの支援を強化していくことを発表した。

 「Yappli」はスマートフォンアプリを素早く開発・運用することができ、PDCAサイクルをまわすことが可能なアプリ開発サービスだ。250社以上の導入実績があり、アパレル、ECや店舗販促用のアプリからオウンドメディア、BtoB、新卒採用まで幅広く活用され、モバイル戦略を成功に導いている。

 今回、その「Yappli」と連携するのが「KARTE for App」というソフトウェア開発キット。アプリのユーザーをリアルタイムに解析し、ユーザー毎に最適なアプリ内メッセージやプッシュ通知の配信等を可能にするサービスで、Android向けに提供されている。(iOSは追って提供予定)

 この連携によって「Yappli」でのアプリ接客が実現する。アプリ接客は「KARTE for App」を同アプリ内に組み込み、「Yappli」で提供を開始したプッシュAPIを「KARTE」が呼び出すことで可能になる仕組みだ。

 アプリ内のユーザー行動をリアルタイムに解析し、またウェブとアプリを横断したユーザー行動データも解析することができるので、顧客毎に最適なアクションすることができる。

 例えば、ウェブサイトで商品をカートに追加したが、購入せずに離脱してしまったユーザーに対し、アプリプッシュ通知で購入リマインドを送るといったことが行えるということだ。

自社のために。そしてユーザーのために

 アプリの開発はEC事業を行う企業にとって多数のメリットをもたらす。それも「Yappli」を利用すれば簡単に素早く開発・運用することができ、今回の連携によってリアルタイム解析や、パーソナライズされたWEB接客まで可能になる。

 ここまで簡単に高機能なアプリが作れるようになって良いのか?と心配になるほど、昨今のEC事業周りの技術開発は日進月歩で発展を遂げている。自社の健全な運営のために、また、ユーザーに新たな購買体験を提供していくために、こうした高機能なアプリを作成してみてはいかがだろうか。

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