画像や動画「AI生成の表示がない」6割以上が抵抗感 あるるモール調査
株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は2026年7月4日、「AI生成画像・動画の使われ方」に関するアンケート調査の結果を発表した。
調査概要
◆調査対象:AI生成画像・動画を見たことがある20歳以上60歳以下の男女
◆調査期間:2026年6月14日
◆調査方法:インターネットアンケート調査
◆集計方法:各質問項目の回答割合を算出
◆有効回答数:300名
◆引用元:創作品モールあるる
◆調査データ:「AI生成画像・動画の使われ方」に関するアンケート調査(株式会社システムリサーチ)
「AI生成」と分からないまま使用されることに抵抗感
AI生成画像・動画について、抵抗を感じる使われ方を聞いたところ「AI生成と分からないまま使われること」が66.6%と大多数を占めた。
AI技術そのものよりも「AIであることが分からない状態で利用されること」に対して、強い抵抗感を抱く人が多いことが明らかとなった。
特に「ニュース・情報発信」「実在しない人物をモデルとして使うこと」に対する抵抗感を示す割合も比較的、高くなっている。情報の信頼性や実在性が求められる場面ほど、AI利用に慎重な見方があることもうかがえる。

「AI生成であることが分かる状態」を求めている
AI生成画像・動画について、どのような考えに近いか聞いたところ、「AI生成であることを表示してほしい」が62.7%を占めた。
多くの人が、AI生成コンテンツを一律に否定するのではなく、「AI生成であることが分かる状態」を求めていることがうかがえる。

AI生成画像・動画に対する印象の良し悪しについて質問。「どちらともいえない」50.3%、「やや悪い印象がある」23.0%、「やや良い印象がある」11.3%という結果となった。
AI生成画像・動画そのものに対して強い肯定・否定のどちらかに偏るのではなく、多くの人が判断を保留している様子が見受けられる。

社会への浸透は期待される一方、慎重な見方も
今後、AI生成画像・動画は社会に受け入れられていくと思うかを質問。「規制が必要になると思う」28.7%、「一部用途のみ受け入れられると思う」25.7%、「広く受け入れられていくと思う」23.3%という結果となった。
AI生成コンテンツの普及を予想する声がある一方で、その利用方法やルール整備を重視する人も少なくないことが明らかとなった。

あるるモールは本調結果について「AI生成コンテンツが広がる中で、消費者が求めているのはAIを排除することではなく、『AIであることを適切に伝え、利用者が判断できる状態』にすることなのかもしれません」とコメントしている。
生成AIが急速に普及している現在、こうした消費者心理を把握した利用が重要となる。本調査結果を参考にしながら、適切な運用を検討したい。


