ネット通販のストレス要因「サイト表示が遅い」「クーポン条件」 あるるモール調査
株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は2026年6月27日、「ネット通販利用時のストレス」に関するアンケート調査の結果を発表した。
調査概要
◆調査対象:全国の20~60代の通販経験者
◆調査期間:2026年6月22日
◆調査機関:クラウドソーシングサイト
◆調査方法:各質問項目の回答割合を算出
◆有効回答数:300名
◆引用元:創作品モールあるる
◆調査データ:「ネット通販利用時のストレス」に関するアンケート調査(株式会社システムリサーチ)
半数以上がストレスを感じた結果「購入をやめる」
ネット通販の利用中にストレスを感じた経験について聞いたところ、「よくある」3.7%、「時々ある」43.3%という結果に。47%が「ストレスを感じた経験がある」ことが明らかとなった。
ネット通販が日常的な購買手段となった現在でも、多くの消費者が利用時に何らかの不便や分かりにくさを感じている様子がうかがえる。

ストレスを感じた経験がある人に、その後どのような行動を取ったことがあるかを質問。「購入をやめた」が53.2%で最多となった。
また、「他サイトで探した」も40.4%となっており、ストレスが発生した時点で競合サイトへの流出や売上機会の損失につながっている。商品に問題がなくても、「購入体験そのもの」が離脱要因になっている実態が明らかになった。

表示速度やクープン条件にストレス
ストレス経験者に、ネット通販利用時にどのような場面でストレスを感じるか聞いたところ、以下の内容が上位に挙げられた。
◆サイトの表示が遅い:46.1%
◆クーポンの利用条件が分かりにくい:46.1%
◆会員登録が必要:45.4%
いずれも商品そのものではなく、購入前の導線やサイト設計に関する項目となっている。購入を後押しするはずのクーポン施策や会員制度も、内容や利用方法が分かりにくい場合はストレスとなり、購入意欲の低下につながる可能性があることが明らかとなった。

あるるモールは本調査結果について、次のようにコメントしている。
「今回の調査では、消費者が不満を抱いているのは商品ではなく『買いにくさ』であることが見えてきました。表示速度やクーポン条件、会員登録などはECサイト側で改善できる要素です。集客施策や販促施策だけでなく、購入までのストレスを減らすことが売上機会の損失防止につながるのではないでしょうか」
サイト内での購入までの快適さ、分かりやすさが購買行動に大きく影響している。EC事業者としては今一度、自社の設計を見直し、消費者に「ストレスを与えないサイトになっているか」を検証したい。


