海外配送料一律2,300円を実現し自社ブランドを海外に発信する越境オンラインストア『BlondsX』がスタート
デジタルファッションメディア「The LIFEWARES」を運営する株式会社ライフウエアズが、世界104ヵ国で利用できるセレクトオンラインストア『BlondsX (ブロンズX)』 をローンチした。ローンチにあわせてオリジナルブランドのファーストコレクションのプレオーダーを開始する。
ミニマルで洗練されたデザインが特徴
オリジナルブランド BlondsX は、10年以上にわたり大手ファッション企業でチーフデザイナーとして経験を積み、モノづくりを熟知したデザイナーが担当している。世界各国のストリートウェアブランドのコレクターでもある同デザイナーが手がけるオリジナルブランドは、今のストリートトレンドとは相反するミニマルで洗練されたデザインが特徴的だ。
Drop1では、シンプルでありながら記憶に残るモチーフを究極のバランスで配置し、ミニマリズムを追求した大人に向けたストリートウェアを展開している。6.2オンスというヘビーウェイトにもかかわらず、コーマ糸を使用することでプレミアムなタッチとソリッドな表情を出した Tシャツをはじめ、ストリート直球の6オンス ロングスリーブ Tシャツ、更に4.3オンスの柔らかなタッチの素材を使用したウィメンズ ボックスシルエット Tシャツがラインナップ。デザインアクセントとして、全モデル、品質表示、サイズ、洗濯絵表示、ならびにメッセージを表にプリントしている。
優位性ある配送料を実現
9月以降は、オリジナルブランドだけではなく、「ここでしか買えない」コラボレーションアイテムや、アップ&カミングな日本ブランドなどを取り扱っていく予定だ。
海外のオンラインショップでは海外配送は当たり前となっているが、日本では大手企業含め、まだまだ対応しているショップは少なかった。BlondsXでは「日本の素晴らしいブランドを世界へ発信する」を掲げ、海外配送料は世界各国のオンラインショップと比較しても、非常に優位性がある価格である2,300円 (各国一律) を実現した。
現在は世界104ヵ国に対応。今後、随時対応する国を増やしていき、2年後には売上の半分を海外分にする計画だ。なお同社では、日の丸をモチーフにしたチャリティー Tシャツ“For West Tee”に関しては、売上の全額を西日本豪雨の被災地へ寄付する。
アイテムの魅力だけではないアドバンテージ
ECそして越境ECを考える上で配送は切っても切り離せない。特に越境ECの場合は、海外の同様のサービスと比較して配送料の面でもアドバンテージが求められるのはユーザーの視点からみれば当然のことだ。
ライフウエアズ社では、自社ブランドのアイテム発送の面で海外ECと比較して充分な競争力を担保できる価格帯に配送料を設定できた点は特筆に値する。アイテムやブランドそのものの魅力はもちろんだが、それを消費者の手元に届ける点でもいかに優位性を確保するかは、EC事業を成功させる上でのカギとなっていくことだろう。