ユーザー同士の拡散を価値へ!ユーザーのスナップ写真を企業が買取
「Snapmart(スナップマート)」を運営するスナップマート株式会社(本社:東京都渋谷区/代表:古俣大介)は、2018年9月4日より、企業のSNSプロモーションに必要な写真コンテンツとクチコミを同時に提供する「アンバサダープラン」の提供を本格的にスタート。
「Snapmart」とは
個人が撮影したスナップ写真を、フリマ感覚で売ることのできるプラットフォーム。投稿者=クリエイターはアプリをダウンロードするだけで、手軽に自分の撮影した写真を出品できる。特に写真を利用したSNSの活用が活発な20~30代の女性に多く利用されている。
ここで出品された写真を購入するのは、主に企業のSNS担当だ。企業のSNSアカウントで、SNS投稿をする際に使用する写真として購入する。同時にクリエイターに対し商品撮影依頼をすることもできる。
企業より優秀?!クオリティの高いユーザー投稿
若い世代はSNSから情報を得ることが増え、商品の購入もSNSからという場合も増えている昨今、企業のSNSアカウントを通じて、自社の宣伝をどう行うかは重要だ。中でも、写真は自社の商品を紹介する上で特に意識する部分である。その写真に関して、スナップマートが独自の調査を行った。
スナップマートの独自調査によると、プロの手で撮影された広告向け商品写真より、ユーザーの体温が伝わる自然な写真のほうが1.5~2倍の広告効果を出すことが判明。一方、そうしたSNSユーザーの体感が伝わる写真を集めようと呼びかけても、呼びかけのキャンペーンがそもそも認知されないこと、集まったとしても購買促進につながるクオリティにならない、といった課題が浮かび上がっていた。
アンバサダープラン概要
上記の課題を踏まえたものが、アンバサダープランである。その概要は以下の通りだ。
まずスナップマートに投稿しているクリエイターの中から参加者=アンバサダーを募る。企業はアンバサダーに対し、賞金と商品をサンプルを用意し、アンバサダーは商品をつかって写真を撮影する。ユーザーの体感を伝えるコメントとともに自身のSNSアカウントで拡散するほか、商用利用のために企業へ提出する。企業のプロモーション活動に採用されれば、賞金をもらうことができる。
ユーザー目線が商品販売のカギ
SNSを通じて情報を取得することが当たり前となった今、自分が気になる商品を確認するのもSNSが使われるのは当たり前になっている。カタログや展示を見て商品を購入していた時は企業がとる特別な一枚が重要だった。
しかし、数多くの写真を見ることができるようになった今、使用感であったり、自分ではどのように利用するか、のようなユーザー目線が重要になっているように感じる。そういった意味で、スナップマートの今回の取り組みはEC事業者にとっても利便性の高いサービスとなるのではないだろうか。