京東集団、如意集団と業務締結。新規・新興ブランドに対する投資プロジェクトも計画

ECのミカタ編集部

中国・小売業No.1の大手EC&小売インフラカンパニー京東集団(ジンドンしゅうだん)(本社:中華人民共和国/代表:劉強東)は、2018年9月4日、毛織物大手である山東如意科技集団(本社:中国山東省済寧市)と戦略的業務提携を締結したことを発表した。

如意集団とは

 如意集団は、世界20か国の国際ブランドを傘下に収める、大手の毛織物業者だ。主なブランドには、フランスの高級ブランド大手SMCP、日本のアパレルメーカー大手レナウン、香港の高級紳士服チェーン大手トリニティの3大大手グループおよび、サンドロ(Sandro)、クローディ ピエルロ (CLAUDIE PIERLOT)、アクアスキュータム(Aquascutum)などがある。

締結の背景

 今回の締結で、双方の強みを活かして「ボーダーレスリテール」の加速を目指す。具体的にはスマートロジスティクス、サプライチェーンソリューション、大規模データの対応が可能な在庫管理、メンバーシップシステムなどの分野においてテクノロジー開発を行う。

 同時に、「如意-京東流行産業イノベーション発展基金」の設立が決定。基金の活動では、世界的なファッションブランドを含めた新規・新興ブランドに対する投資プロジェクトなどを進めていく予定だ。

ボーダーレスリテールでできること

ひとつには、物流分野。オフライン・オンラインでの京東集団、如意集団両社のプラットフォーム、すべての物流ルートを一体化させたスマート物流システムを構築

スマート物流システムにより、倉庫の配置、運送・配達経路を含めた物流ルートの短縮化や輸送体制を合理化することが期待される。近隣のユーザーに限ってだが、注文から1時間での配送などは京東集団の得意とするところだ。より効率の良い配送環境が実現可能となる。

京東クラウド(JD Cloud)では、会員のO2Oマーケティングマネジメントやマーケティングプラットフォームへのサポートなどを中心に、如意の店舗会員の買物がスムーズにおこなえるようサポート。
また、在庫の回転率向上やビジネスチャンスを増やし、会員と市場に速くて正確なマーケティングのマネジメントを普及させ、宣伝効果を向上させていく。

両社の強みを生かし、より速く商品を届ける

京東集団の消費者ネットワークは、中国全土を網羅するほどの勢いで拡張していることは有名だ。同社が各種ブランドを傘下に置く如意集団と業務締結することは、より中国の消費活動を活発にすることが予想される。スマート製造、ファッションブランド、ボーダーレスリテールを共同発展させるビジネスモデルを形成し、中国流行ブランド発展のため貢献していきたいとの発言もあり、アパレルの動きを今後も追っていきたい。

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