アイル主催 バックヤードフェス2018の内容とは

ECのミカタ編集部

ネットショップの業務システム支援を行う株式会社アイルは、2018年10月5日(金)、6日(土)に、東京・二子玉川ライズにて、ネットショップ運営に関わる方と一般向けに、ネットショップを陰で支える“バックヤード”が主役のイベント「BACKYARD FES.2018(バックヤードフェス)」を開催することを公表した。

来場者に新たな商品との出会いを提供

アイル社によれば、イベント当日は、ネットショップの人気商品を、ネットショップのバックヤードスタッフが体験型ショップで特別にリアル販売し、来場者に新たな商品との出会いを提供するという。普段対面することのない「ネットショップバックヤード」と「お客さま」がつながる、唯一(※同社調べ)のイベントとしている。

さらに、ゲストトークやパフォーマンスショーも無料で開催される。ネットショップに関わる担当者にはもちろん、一般のユーザーにも、子どもから大人まで楽しめるイベントとしている。

【 イベント概要 】
開催日時 : 2018年10月5日(金)11:00~20:00 / 6日(土)10:00~18:00
開催場所 : 東京・二子玉川ライズ中央広場リボンストリート(東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」前)
参加費用 : 無料

ネットショップがリアル出店する「EC マーケット」

ネットショップがリアル出店する「EC マーケット」

「普段ネットショップでしか出会えない商品」などを、当日限定でリアル販売し、サンプリングやワークショップを通じて体験できる。普段は顔の見えないバックヤードスタッフとユーザーが、体験でつながる空間となっており、約30店舗を予定する。

▼ショップの一例▼

[飲食ショップ]
「こだわり」のネットショップ同士が当イベント限定のオリジナル商品をコラボレーション販売するほか、人気のネット商品が販売される。

コンビーフボックス(千駄木腰塚など)/飲む焼き芋(おいしいねいばらき)/ジェラート(雅正庵byおやいづ製茶)/壺プリン(神戸フランツ)/レアチーズケーキ(コガネイチーズケーキ)/よなよなエール(よなよなの里)、など。

[雑貨・その他ショップ]
品質や各店のコンセプトを凝縮した商品が販売される。

オーガニックタオル(IKEUCHI ORGANIC)/レザーアイテム(マザーハウス)/素材派パジャマ(パジャマ屋)、など。

[ワークショップ]
同イベント限定の体験型ショップで、唯一無二のオリジナル商品の作成や、体験が可能。

着物体験(KIMONO Share)/ボルダリング体験(じゅうたす)/レザーグッズDIY(マザーハウス)/ダンボールアート・ノート作り体験(rubodan・儀間朝龍 氏)/壁紙貼り体験(壁紙屋本舗)、など。

【PAY体験(スマホ決済で全品10%引き)】

イベント内の商品は、現金決済のほか、「楽天ペイ(※1)」「Amazon Pay(※2)」「LINE Pay(※3)」のどれでも決済できる。スマホ決済により全品10%引き価格となり、「お得」にスマホ決済の利便性を体験できる。

(※1)楽天、楽天ペイおよびそれらのロゴは、楽天株式会社の商標。
(※2)Amazon、Amazon Payおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標。
(※3)LINE Payおよびそれらのロゴは、LINE Pay株式会社の商標。

ゲストトーク(同イベント限定の特別トークショー)

ゲストトーク(同イベント限定の特別トークショー)

◆10月5日(金)14:00~15:00
テーマ:「これからのEコマース」
ゲスト:
株式会社P.B.I 代表取締役社長 高木孝 氏
株式会社フィル 代表取締役社長 濱本廣一 氏
テラオ株式会社 取締役 EC部マネージャー
佐々木伸一 氏

◆10月6日(土)>13:00~14:30
テーマ:「ファンベース」
ゲスト:
佐藤尚之 氏(株式会社ツナグ 代表取締役/
コミュニケーションディレクター)
佐渡島庸平 氏(株式会社コルク 代表取締役社長/編集者)

画面の向こうの「人」に想いを馳せる

同社では、イベント開催の背景として、EC市場が成長してネットショップの需要が伸び続けるなか、その裏では、ネットショップのバックヤードスタッフが、日々地道にサービスを支えているが、一方でネット越しの取引でお互いの顔が見えない点をあげている。

顔の見えない販売形態であり、時として無機質に思えるネットショップも、その中では生身の「人」が、画面の向こうの「お客さま」を思い、さまざまな工夫を凝らして「おもてなし」をしていることは言うまでもない。

そうしたネットショップのバックヤードに光を当てることで、バックヤードの担当者をよりクリエイティブに、購入者の方々にはネットショッピングに新たな気づきを与えたいと考えていたという。

そこで同イベントとして、バックヤードスタッフ同士で集まり、ユーザーと触れ合い、互いの商品やノウハウを交換し合い、讃え合う、一年に一度の「お祭り」として企画するに至ったそうだ。

同社が指摘するように、インターネットの普及以後、あらゆるビジネス領域において、顔の見えない取引が拡大している。そこでは生身の人の息遣いや表情、感情、想いなどはなかなか伝わりにくい。とかくそうしたコミュニケーションの面でデジタル化されがちなEC業界として、その利点を踏まえつつ、より相互の信頼関係を構築する上では極めて意義あるイベントと言えるだろう。

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