20〜30代女性を中心に、フリマアプリ人気【マイボイスコム調査】

ECのミカタ編集部

マイボイスコム株式会社(本社:東京都千代田区/代表:高井和久)は、4回目となる『中古品の売買』に関するインターネット調査を実施。その調査結果を発表した。
調査は2018年8月1日~5日の期間で10,352件の回答を集めた。

中古品の売買経験アリは5割

中古品の売買経験アリは5割

中古品の売買経験は、「買ったことも売ったこともある」が51.5%。

男性30・40代や女性10~30代では各6割との高い割合での回答となった。買ったことがある人は7割弱、売ったことがある人は6割強。

中古品の購入場所

中古品の購入場所

直近3年間に住宅・自動車以外の中古品を買った人は5割強。

主な購入場所は、「中古品を取り扱っている店(ネット以外)」が59.5%、「ネットオークションサイト」が33.3%、「オンラインショップ・ネットショップ」が28.0%との結果となった。

購入したジャンルは、「書籍、コミック、雑誌」が33.1%、「CD、レコード」「衣類」が各1割強となっており、これらの中古品をネットで購入することにはまだまだ抵抗があるようだ。

調査でも、住宅・自動車以外の中古品を買って使うことに抵抗感がある人は6割強、特に女性で高い傾向にある。

中古品の売却場所

中古品の売却場所

住宅・自動車以外中古品を直近3年間で売った人も同じく5割弱。売却したジャンルもほぼ同じ、「書籍、コミック、雑誌」が26.9%、「衣類」「CD、レコード」が各10%台となっている。

「衣類」は女性で比率が高く、女性30代では4割弱みられる傾向にある。「ゲームソフト」は男性若年層、「書籍、コミック、雑誌」は女性若年層で高くなっている。

売却場所も、「中古品を取り扱っている店(ネット以外)」が66.7%、「ネットオークションサイト」が20.7%、「フリマアプリ」が16.3%、「オンラインショップ・ネットショップ」が12.4%。

ただ購入場所・売却場所いずれでも「フリマアプリ」は女性や若年層で比率が高く、女性10~30代では2位にあがっている。

フリマアプリの今後の展望

中古品の購入・使用に抵抗のある人は多いものの、中古品を買った人の購入理由は、「価格が高いものが格安で入手できる」「中古品でも質の良いものがある」が5~6割。「価格が高いものが格安で入手できる」は10・20代、「新品を買うのがもったいない」は女性10~30代、「新品未使用品が格安で入手できる」は女性50代以上で比率が高くなる傾向にある。

フリマアプリの使用率が上がっているのはそうした要因があると考えられる。

また、売却理由も「捨てるよりは使ってもらった方がいい」と考える人は増加傾向にあり、今後フリマアプリがより身近で使いやすいものになれば、需要は高まるだろう。

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