セブン銀行から消費者への送金が可能に
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(本社:東京都中央区/代表:幸野 良治)が展開するプロミスは、10月15日(月)より、株式会社セブン・ペイメントサービス(本社:東京都千代田区/代表:和田 哲士)が提供する「現金受取サービス」を導入することを発表した。。
1,000円未満のお釣りをユーザーへ返金する方法として、セブン銀行ATMを活用してセブン-イレブンのレジで現金を受け取れるサービスを開始する。
意外と不便だった、少額の返金をスムーズに
プロミスでは、ATMでの完済時等において1,000円未満のお釣りが発生した場合、ユーザーへの主な返金方法は「店頭返金」「振込返金」であり、来店しやすい店舗が近隣にない、銀行口座の届出が面倒など、ユーザーの事情によっては受け取りが不便なことがあった。
今回、銀行口座を介さずに企業から個人宛に送金できる「現金受取サービス」を導入し、セブン銀行ATMとセブン-イレブンのレジを活用した返金方法を新たに追加。
ユーザーは、SMSで送付された番号等をセブン銀行ATMに入力し、出力されたレシートをセブン-イレブンのレジで提示するだけで、原則24時間365日タイムリーにお釣りを受け取ることが可能となる。
全国2万4千台!セブンイレブンネットワーク
近年のEC市場拡大に伴い、企業から個人への送金機会が増える中、セブン・ペイメントサービスが提供する「現金受取サービス」の契約合意企業数は100社以上にのぼる。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は消費者金融業界で初めての導入。
セブン・ペイメントサービス提供のサービスに導入を決めたのは、そのネットワークの広さ。
全国2万4千台にのぼるセブン銀行ATMは、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の取引チャネルの中でも特に多くのユーザーが利用している身近なチャネル。簡単、便利に返金の受け取りが完了することで、ユーザーの利便性向上を実現する。
≪現金受取サービスのご利用方法≫
1)ユーザーからの返金希望に基づき、SMSにて受取番号を通知
2)ユーザーがセブン銀行ATMへ来店し、その番号を入力
3)現金(硬貨)はセブン-イレブンのレジで、紙幣はセブン銀行ATMにて受け取りが可能。
ECの連携と強固なネットワークでユーザーのハートをつかむ
従来の手間暇の多い業務フローから、事業者も消費者も簡単なフローへと進化した今回の取り組み。サービス拡充はどんどん細かくなっていき、顧客満足度をいかに高めていくかが成長の鍵になるのではないだろうか。
ATMでもレジでも返金できるEC特化したサービスと、多くのユーザーが利用しやすいセブン‐イレブンのネットワークを組みあわせることで、より多くのユーザーに求められるサービス展開をしていくことになるだろう。