Web広告の費用対効果を良いと感じる広告主は約半数！「エムタメ！調査」

Mtame株式会社（本社：東京都新宿区/代表：金井章浩）は、2018年9月にインターネット調査にて20代～40代のビジネスパーソン向けにWeb広告に関するアンケートを実施。

広告の主流がマス広告やオフライン広告からWeb広告へとシフトしている近年、企業が自社にとって最適な広告で成果を上げるためのデータを公開した。

≪調査概要≫
調査テーマ：Web広告に関する意識調査
調査手段：インターネット調査
調査期間：2018年9月3日～2018年9月17日
対象：25～40歳のビジネスパーソン　230名

回答者の属性：業態と業種

Web広告費は月に平均500万以上かけている！

各企業が毎月かけるWeb広告費は、全体230名の34％、62名の回答者は「50万円未満」という結果になった。

次いで多いのは17％の29名で、「500～1000万円未満」。二極化していることが分かる。Web広告費に月500万円以上かけている回答者は全体の31％、54名となった。

高額になるほど代理店に依頼

Web広告費が少額の場合は自社運用、高額になればなるほど代理店を利用している企業が多いようだ。

全体161名のうち、自社で運用しているという回答者は123名。代理店に任せているという回答者は101名という結果に。内訳を見ると、広告費用が少額の場合は自社運用、高額になればなるほど代理店を利用する傾向が強い。

半数の企業の広告費が上昇

全体の58％の企業の広告費が「大幅に上昇」または「上昇」している。

「大幅に上昇」または「上昇」と回答した58％、106名の内訳をみると、広告費を多く投資している企業が多いことがよくわかる。

逆にあまり広告費をかけていない企業は、広告費自体を削減する傾向にあるようだ。

半数の企業が、広告費をかけるほど効果の高さを実感

費用対効果が「良い」または「非常に良い」と答えた企業は全体の52％。

全体161名のうち16％、26名の回答者が「非常に良い」、36％、57名の回答者が「良い」という結果になった。費用対効果が良いと答えた回答者の大半は、広告費を多く投資している企業。費用をかければかけたぶんだけ効果が得られることを実感している。

広告費用、二極化するワケは

広告費用をかければ効果が得られることは多くの企業が実感しているが、実際にかけている広告費は二極化している。これは、広告費をかけたくてもかけられない企業が、かけている企業と同じくらいいるという実情を表している。

特にEC取引に多い個人経営の会社などが増加傾向にあることも、要因のひとつと言えるだろう。EC業界の拡張に伴い、広告の売り方も大きく変わっていく必要がありそうだ。