CONTENTS ANALYST ベータ版リリース。より繊細なサイト分析を可能に
Pomalo株式会社(本社:東京都渋谷区/代表:高橋崇之)は、ECサイトの商品購入者がサイト内のどのコンテンツに影響を受けて購入に至ったかを分析できるツール「CONTENTS ANALYST ベータ版」を2月14日に英語版・日本語版を同時にリリースした。
人は購入に至るまでに80ページを見ている?!
デジタル化が進んでいる今、ファッションやビューティなどの小売業界では、雑誌のような特集コンテンツをECサイト内に設置するところが増えてきている。
Pomalo社のリサーチによると、ユーザーが1つのECサイトで購入に至るまでに平均で3回は同じECサイトを訪問し、合計80ページを見るという結果に。
ECサイトでより効果的な売上につなげるためには、購入に至るまでのコンテンツの価値を正しく分析し、ターゲットに合わせたランディングページの設計、広告配信が必須となる。
無料分析ツールの限界
GoogleAnalyticsなどは無料でサイト分析ができる非常に便利なツールではあるが、無料であるがゆえにコンテンツの価値を分析できるのは購入直前に見たページのみなどごく一部になることが大半。
カスタマイズも可能だが、ECサイト運営者にとっては作業の負担にもなる。
一方で、有料の分析ツールは高額で、導入に踏み切れない企業も多い。
そこで、企業担当者向けに、ECサイトのコンテンツの価値を簡単に分析する専門ツールとして登場したのが、CONTENTS ANALYSTだ。
CONTENTS ANALYSTができる4つのこと
CONTENTS ANALYSTの特長は、主に以下の4つである。
1)コンテンツ経由のEC販売効果を分析
購入につながる3つのタイミングで分析が可能となり、ランディングページの設計に活用できる。
2)販売した商品別に、効果のあったコンテンツを分析
購入された商品、カテゴリ、ブランド別でコンテンツの効果分析が可能。企画の見直し・立案に役立つ。
3)商品ページ遷移数やリーチ数を分析
コンテンツごとのリーチ数や、商品詳細ページへの遷移数、購入以外のコンテンツ効果もひと目でわかる。
4)導入&利用が簡単で、WEBに慣れていない企業担当者にも扱いやすい
タグを実装するだけでスタートできる、簡単設計。
より精密な分析でユーザーの心理を汲み取る
実店舗であれば店内の商品だけを見るし、紙媒体であればどんなにコンテンツを見ると言っても限度が決まっている。
ネットの世界には、ユーザーが購入の比較に使う情報は無限大だ。
その詳細な購買行動の要因を繊細にキャッチすることは、ECサイトの売上向上に大きな効果を発揮することになるだろう。