生産者と消費者を食でつなぐポケットマルシェに「予約注文機能」を追加 より出品と産品選びが便利に

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ECのミカタ編集部

株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「ポケットマルシェ」)は、全国の農家や漁師などの生産者と会話をしながら直接食材を購入できるプラットフォーム「ポケットマルシェ」に、食材の「予約注文機能」を追加した。

1,300名を超える農家・漁師が登録

ポケットマルシェは、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォームだ。現在1,300名を超える(2019年5月時点)農家・漁師が登録しており、常に2,500を超える食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。

生産品を予約出品できる

生産品を予約出品できる

予約注文機能を使ってできることは次の通りだ。生産者は、収穫より前から「予約商品」としてポケットマルシェ上に生産品を出品することが可能だ。また発送予定は次月から1年後まで設定ができる。

予約商品には、商品一覧ページおよび商品詳細ページで、緑の「予約」マークが付き、通常商品と同じようにポケットマルシェ上で注文が可能となっている。なお、注文の段階では支払いは発生せず、配送月の前月25日にクレジットカードの仮決済が、商品発送後に本決済が行われる。

旬の食材が自宅に直接届く

同社では新機能開発への想いについて次のように述べている。

「生産者の皆さま待望の機能を、ついにリリースいたしました。予約注文が増えることで、生産者による需要予測の精度が高まります。このことは、過剰生産による食材の廃棄量を減らすことに繋がります。

メリットは、生産者の側ばかりにあるわけではありません。ポケットマルシェのコミュニティ機能を使えば、生産者は現場の状況をタイムラインに投稿することができます。これにより、消費者は予約購入した食材の生育の様子をリアルタイムで知ることができるのです。

家族と『野菜って、こうやって大きくなるんだね』と成長過程を楽しんだり、産地の天候を心配したり、休日に生産現場を訪れたり。ワクワクが最高潮に達した頃、待ちに待った最旬の食材が自宅に直接届きます。

思い入れのある食材を使うことで、料理が変わります。料理が変われば食卓が変わり、食卓が変われば暮らしが変わります。ポケットマルシェは、これからも生産現場と食卓を繋げる便利な機能を提供していきます」

ECはこれまで生鮮食料品の分野はその機能上の面などからあまり得意とはしてこなかった。その状況もネットスーパーなどの浸透により大きく変わってきている。

ポケットマルシェについては、生産者と消費者をつなぐプラットフォームとしての役割を持ち、大きな付加価値を持っている。今回新たに予約機能が追加されたことにより、生産者側には出品時の選択肢が増え、消費者側には産品を選ぶ時期を選べ、かつその種類の幅も広がることになり、さらにプラットフォームとしての価値を高めることになりそうだ。

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