「メルカリチャンネル」提供終了へ。経営資源集中のため【メルカリ】

ECのミカタ編集部

株式会社メルカリ(本社:東京都港区/代表:山田進太郎)は、フリマアプリ「メルカリ」アプリ内でライブ配信による商品の販売や購入ができる「メルカリチャンネル」の提供を終了することを発表した。
2019年7月8日を以てサービス終了となる。

ライブコマース全盛期にスタートした動画配信サービス

メルカリチャンネルは、視聴者と販売者がコメントやリアクションを通してコミュニケーションをとり、写真や文章だけでは伝わらない商品の魅力をライブ動画配信を通じて伝えることができるサービスだ。

サービス終了後は引き続きメルカリの利用は可能だが、メルカリチャンネルで配信していた商品は7月8日時点で在庫に戻されるため、売りたい場合は再度出品手続きが必要になる。

メルカリチャンネルは、中国の成功事例をきっかけにはじまったライブコマースのひとつでもある。メルカリチャンネルのサービスがスタートしたのは2017年7月、ちょうどBASEやYahoo!ショッピングも同時期にライブ動画配信サービスの提供を開始しており、当時はまさにライブコマース全盛期といえた。

2019年に入ってからは、楽天が「Rakuten LIVE」をスタートしている。

メルカリは次のステージへ?終了の理由は経営資源の再配置

メルカリは次のステージへ?終了の理由は経営資源の再配置

今後もライブ動画の需要は見込まれると思われるが、なぜ今になって提供終了となったのか。

メルカリの発表によると、メルカリグループ全体で経営資源を集中させ再配置するためとされている。

メルカリはこれまでも、フリマアプリの枠を越えた様々なサービスを展開してきている。今回の経営資源再配置によって、新たなサービスが誕生するのを心待ちにしていよう。

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