「Twitter企業公式アカウントの利用実態調査」に見るTwitterユーザーの本音

ECのミカタ編集部

アライドアーキテクツ株式会社は、2019年5月28日~6月7日にかけて「Twitter企業アカウント利用に関する意識調査」を、Twitterユーザー4,309名を対象に実施した。

半数以上のユーザーが企業アカウントをフォロー!ユーザーにとって企業アカウントとは

半数以上のユーザーが企業アカウントをフォロー!ユーザーにとって企業アカウントとは

調査によると、企業アカウントをフォローしているユーザーは55.7%と、ほぼ半数以上がフォローしていることがわかった。

性別・年代別にも大きな違いはなく、幅広い層のユーザーが企業アカウントをフォローしているという結果になった。

また、企業アカウントをフォローしたきっかけは57.9%がキャンペーン、企業アカウントをフォローする目的も新情報やクーポンなどのお得な情報を得るため、とするユーザーが52.5%と、半数のユーザーがお得感を得るために企業アカウントをフォローしていることがわかった。

また、ユーザーが企業アカウントに求める情報もサービスや新商品の情報やセール情報が半数以上でトップになるなど、企業アカウントに直接的なメリットを求めているユーザーは多いようだ。

Twitterで役に立つと考えている情報については、トップが「友人のツイート・リツイート」、次いで「著名人やインフルエンサーのツイート・リツイート」と続き、「企業アカウントのツイート・リツイート」は3番目という結果に。

企業そのものが発信するよりも、著名人やインフルエンサーはもとより、より多くのユーザーにリツイートされるかどうかが、今後カギになってきそうだ。

企業アカウントの購買効果は?Twitterユーザーの本音

企業アカウントの購買効果は?Twitterユーザーの本音

それを踏まえた上で、企業アカウントをフォローしたことによって得られた変化について訊ねると、74.2%がプラスの効果があったと回答している。

好感度が上がった、企業のことに詳しくなった、という声が多い一方で、実際に他人に進めたいというユーザーは2割弱にとどまっている。

ユーザーによるリツイートで宣伝効果を狙うには、まだまだ工夫が必要なようだ。

ただ、SNSをきっかけに実際に商品を購入したことがあるユーザーは76.9%とかなりいることがわかった。

特に日用品や消耗品が多い傾向にある。

Twitterアカウントによる購買促進も、工夫次第では充分可能となるだろう。

企業が知りたい!ユーザーにとって嬉しいキャンペーンは?

企業が知りたい!ユーザーにとって嬉しいキャンペーンは?

今回の調査からもわかったように、企業アカウントをフォローするきっかけとして大きいのはキャンペーンだ。

実際キャンペーンに求めるものは何か、という問いには、半数以上が「手軽さ」という意外な回答になった。

企画の面白さなどは2割弱で、多くのユーザーが簡単に参加できるキャンペーンを求めているようだ。


今後、Twitterの企業アカウントを活かすには、ユーザーが求める直接的なメリットに応えることや、リツイートで拡散されやすい投稿をすること、手軽に参加できるキャンペーンで幅広いユーザーのフォローを得ることが重要になってくるようだ。


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