QRコード決済利用率は半年で2倍伸び!「2019年7月 消費者/個人店経営者から見るキャッシュレス意識調査 第 2 弾~消費者編~」
MMDLabo 株式会社(本社:東京都港区/代表:吉本浩司)が運営するMMD研究所では、スマートフォンを所有する15〜69際の男女10,000名を対象に予備調査をおこない、スマホ決済利用者400名、過去利用者300名、未利用者300名に対して「2019年7月 消費者/個人店経営者から見るキャッシュレス意識調査 第 2 弾~消費者編~」を実施した。調査期間は 2019年6月26日~6 月30日。
QRコード決済利用率はは半年で2倍伸び
今回の調査の結果、直近1ヶ月間で利用した決済方法についての質問では、非接触スマホ決済の利用率が13.6%、QRコード決済の利用率は14.8%という結果になった。
QRコード決済の利用率が非接触スマホ決済の利用率を上回る結果となり、半年前の2019年1月調査と比較して約2倍の伸びが見られた。
スマホ決済、利用しやすいのは「朝のコンビニ」
次に、スマホ決済利用者を対象に、スマホ決済を利用する場所について時間帯ごとにわけて聞いた。
朝は「コンビニエンスストア」での利用が最も多く、非接触スマホ利用者・QRコード決済利用者共に30%程度という結果になった。
昼・夜になると、QRコード決済のほうが非接触スマホ決済より利用率が上がる傾向にある。
まだまだ根強いクレジットカード
スマホ決済の利用頻度については、「毎日利用する」と回答したのは非接触スマホ決済利用者は33.0%、QRコード決済利用者は21.5%という結果になっている。
各キャッシュレス決済の利用意向についての質問では、非接触スマホ決済利用者・QRコード決済利用者共に最多は「クレジットカード」で8割以上が「利用したい」と回答した。
様々なキャッシュレスサービスがスタートする中、未だに従来のクレジットカードが根強い信頼を勝ち得ているようだ。
スマホを利用した決済方法には財布を持たずに決済ができる利点がある一方で、アカウントの乗っ取りなどの危険性も高い。
スマホ決済利用者の8割にクレジットカードの利用意向があるのも、そういった要因があるのではないだろうか。
今後、キャッシュレス化を促進するための対策が生まれることに期待したい。