PR効果に50倍の違いを生み出す、インフルエンサーの違いとは?【REECH調べ】

ECのミカタ編集部

株式会社REECH(本社:東京都新宿区/代表:杉山善則)は、インフルエンサーのPR効果にどの程度の個人差があるのか検証・調査を実施し、その結果を発表した。

《調査概要》
調査方法:直接調査
調査期間:2019年8月15日〜2019年8月28日
調査対象:Instagramでフォロワー数3,000名以上を有するインフルエンサー300名

PR効果に50倍以上の違いが!

PR効果に50倍以上の違いが!

インフルエンサーマーケティングにおいて、その効果は未だにブラックボックス化している。

企業はフォロワー数やエンゲージメント数、投稿の雰囲気のみを頼りにインフルエンサーに依頼しているケースが多く、実際のところPR効果については不透明感のまま実施に至っているため、あまり効果が出ずに失敗していしまうことが大半であるようだ。

そこで今回、フォロワー数3,000人以上のインフルエンサー300人のインサイト情報を基に、PR効果にどの程度の個人差があるのか検証・調査をおこなった。

結果、同程度のフォロワー数であっても、PR効果に効果には最大50倍以上もの差があることがわかった。

効果の異なるインフルエンサーの違い

効果の異なるインフルエンサーの違い

効果が高いインフルエンサーと低いインフルエンサーについて、定性的な比較検討をおこなった。
主な特徴は以下のとおりだ。

【効果の高いインフルエンサーの特徴】
・フォロワーから共感を得られる価値のある情報発信を継続的におこなっている。
・日常生活のライトな投稿だけでなく、フォロワーを意識した商品レビューやコンテンツ生成をおこなっている。
・コンテンツ内容にエッジが効いていて、特徴がある。
・普段から情報発信をおこなっているため、レビューに慣れている。PR投稿においても丁寧にレビューをおこなっている。

【効果の低いインフルエンサーの特徴】
・「かわいい」「カッコイイ」だけで、容姿・ビジュアル以外の情報発信がおこなわれていない。
・日常生活のライトな投稿のみで、容姿・ビジュアルに頼りきったコンテンツが形成されている。
・PR投稿においてレビュー不足、写真アングルの考察不足が多く、PR商材を活かしきれていない。
・写真の加工・修正が多い

大事なのはフォロワーだけではない

インフルエンサーにとってフォロワーの数はある程度の指標となるが、本来の意味で影響力を発揮していくインフルエンサーとなるためには、数字だけのフォロワーではなく熱意のあるフォロワーを増やすことが大切だ。

そのためには、上記の特徴にあるような、フォロワーの心をつかむ投稿が重要になってくるだろう。

自分ではフォロワーにどの程度リーチしているかわからない、インフルエンサーを活用してもっと効果的なPRをおこなっていきたい、という個人や企業にとって、REECHの分析サービスは現状把握という意味でも効果的と言えるだろう。

インフルエンサーマーケティングを考える方は、検討してみてはいかがだろうか。


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