株式会社トランスコスモス技術研究所（本社：東京都渋谷区/代表：下田昌平）は2019年9月よりShopifyとLINEの連携を可能にするアプリ「Kisuke（キスケ）」をリリースした。

流通総額10兆円を超えるShopifyと連携

2007年から日本にも進出しているShopifyは、グローバルなeコマースプラットフォームサービス。

現在では世界175カ国80万店に利用されており、流通総額はおよそ10兆円にも及ぶ。

その魅力の一つとして豊富なアプリを利用した拡張性の高さがある。
世界中で高く評価され、1アカウントにつき平均6つのアプリを利用していると言われるほどだ。

トランスコスモス技術研究所は、流通のデジタルトランスフォーメーションの一環として、Shopifyのアプリ構築に力を入れていく所存だ。

そのうちの施策のひとつとして、今回は日本で圧倒的なシェアを誇るLINEと連携することが可能なアプリ、「Kisuke」をリリースした。

「Kisuke」4つの特徴

「Kisuke」には主に4つの機能が実装されている。

１）ShopifyとLINEの連携
従来、LINEからはサイトの商品ページを経由しないとShopify上の商品を購入することができなかったが、「Kisuke」を使用すれば、各店舗のLINE公式アカウントのトーク上で直接購入することが可能となる。

２）リッチメニューの作成
事前に作成したリッチメニューに基づき、指定した商品群がLINE公式アカウントのトーク下部分に表示される。

３）ユーザーへのプッシュメッセージ配信
LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザーにプッシュメッセージ機能を配信することが可能となり、プッシュメッセージから直接購入につなげることができる。

４）セグメント配信
ユーザーの購買情報を基にしたセグメント配信が可能、より精度の高いアプローチが実現する。

今後も便利な機能を実装予定

今後は、LINEクーポン連動機能や、商品レコメンド機能、問い合わせ機能やLINE Payにも対応していく予定だ。

ユーザーとサービスとのつながりを深めるのに、LINEなどのSNSが今後もより大きな効果を発揮していくだろう。