楽天インサイト株式会社（本社：東京都世田谷区/代表：田村篤司、以下「楽天インサイト」）は2019年10月25日に、インテグラル アド サイエンス社（日本本社：東京都品川区/マネージングダイレクター：藤中太郎、以下「IAS」）が提供するソリューションと連携し、「R-アドベリフィケーション・インサイト」の提供を開始する。

「R-アドベリフィケーション・インサイト」概要

【概要】
クライアント企業が配信したオンライン広告に、適切に接触した閲覧者に対してアンケート調査を行い、その企業や商品、サービスに対する認知および購買意欲が広告閲覧前後でどのように変化したかを調査する。

【対象企業】
デジタルマーケティングで起こるブランド毀損に問題意識を持つ企業
ブランドセーフな広告配信の効果に課題を抱えている企業、など

調査結果の正確性を担保する

「R-アドベリフィケーション・インサイト」の提供により、アンケートの調査結果の正確性を担保することが可能となる。

IASが提供する様々な計測指標により適切にオンライン広告に接触したと判断された閲覧者のうち、「楽天インサイト」に登録しているモニターに対し、アンケート調査を実施する。

アンケートでは、クライアント企業や商品、サービスに対する認知および購買意欲が広告閲覧前後でどのように変化したかを調査するが、従来の調査ではブランド毀損のおそれがあるサイトに広告が掲載された場合や、掲載サイト上でのビューアビリティーが低い場合でも、アンケートモニター自身の申告次第では広告に接触したとみなされ、調査対象として抽出されてしまうことがあった。

今回のサービス提供により、そうした調査結果の齟齬をなくし、より正確なデータに基づくマーケティング活動を実現する。

適切な広告表示でデジタルマーケティングを確実にする

昨今デジタルマーケティングの世界では、「アドフラウド」、「ビューアビリティー」、「ブランドセーフティ」などの問題が取り沙汰されており、アドベリフィケーション、広告の価値毀損に関する検証と対策への意識が高まっている。

このような問題に対しIASは、クライアント企業が事前に設定した「リスクレベル」に基づき、広告表示に不適切と判断されたサイトへの広告配信を自動的に制御する技術を提供。

不適切な広告表示からユーザーを守る施策を打ち出している。

楽天インサイトは、従来のマーケティング手法にこだわらず、真にユーザーのニーズに応えるサービスを提供していく所存だ。