滞留在庫を減らすエシカルEC「RUKAMO」2020年3月オープン

ECのミカタ編集部

Hamee(ハミィ)株式会社(本社:神奈川県小田原市/代表:樋口敦士、以下「Hamee」)は、サステナビリティを体現するエシカル EC「RUKAMO」を2020年3月にオープンする。ECサイトオープンに先立ち、2月13日から事前登録キャンペーンを実施している。

SDGsの目標を果たすソリューション

SDGsの目標を果たすソリューション

「RUKAMO」は滞留在庫や大量に廃棄される商品を減らすソリューションである。

メーカーや小売店は商品を出品でき、ユーザーは商品を購入する際に全商品還元率50%でポイントが付与されるサービスを提供する。

価値ある商品を本来必要な人に届け、比類のないお得感とともに、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」を果たせるような持続可能性のあるサービスを提供していくのが目的だ。

2020年3月のオープンに向け、2月13日より事前登録キャンペーンを実施。RUKAMOのLINE公式アカウントを友だち追加したユーザーの中から、抽選で100名に5,000ポイントをプレゼントする。

RUKAMOの3つの特徴

1)全商品ポイント還元率50%
高ポイントで新品を買うことができる

2)身近なエシカル消費
買い物を通じて価値あるものを引き取り、廃棄など処分される製品量を抑えることに貢献できる

3)サスティナビリティ
せっかく作った製品を捨てない、モノを大切に長く使いたいという気持ちをはぐくむことができる

資源・環境ロス問題をECで解決

資源・環境ロス問題をECで解決

商品が生活者の手元に届くまでの裏側では、メーカーや小売業者、ステークホルダーが手間をかけ、企画・生産・流通・販売に伴い多大な資源・環境ロスが生じている。近年、これが業界の慣習となっていることが問題視されてきた。

日本において年間28億点もの衣類が供給され、約半数の14億点は売れ残っており、中には新品のまま焼却処分されるものさえあるという現実もある。

本来食べることができる食品が廃棄されてしまう「食品ロス」に関しては、平成28年度には約643万トンであったと推計され、製品価値があるにもかかわらず、毎年大量に処分され、倉庫で眠ってしまったりするような商品が多く存在していると言われている。

スマートフォンアクセサリーメーカーであるHameeは、一方でECプラットフォーム事業を通じて3,790社のメーカー・小売店と取引を行っている。

その実績を活かし、自社が有する経営資源を活用することで滞留在庫・大量廃棄の課題を解決すべく、せっかく作られた価値ある製品を廃棄させず、倉庫に眠らせず、再度、流通させることができるエシカルEC「RUKAMO」をリリースすることとなった。

資源・環境ロス問題と小売業は切っても切れない関係にある。エシカルECの仕組みが問題の解決に貢献することに期待したい。


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