Yahoo!広告・Yahoo!DMPがAIXONと連携 より効果的・効率的なデジタルマーケティングが可能に

ECのミカタ編集部

Appier(エイピア、共同創業者/CEO:チハン・ユー)は、同社の「AIXON(アイソン)」とヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川邊 健太郎、以下Yahoo! JAPAN)が提供するYahoo! DMPおよび広告配信プラットフォームYahoo!広告 ディスプレイ広告との連携を開始した。

ヤフー広告×データ分析ツール

AI(人工知能)テクノロジー企業であるAppierは、同社のAI搭載のデータサイエンスプラットフォーム「AIXON(アイソン)」とYahoo! JAPANが提供するデータ・マネジメント・プラットフォームであるYahoo! DMPおよび広告配信プラットフォームYahoo!広告 ディスプレイ広告(YDN)との連携を開始した。

各ソリューションの概要

各ソリューションの概要

◆Yahoo! DMP

Yahoo! DMP は、Yahoo! JAPANのビッグデータを活用できる唯一のDMPだ。Yahoo! DMPの利用により、顧客層の行動やデータに基づいたマーケティング活動ができるようになる。自社のデータを利用できることはもちろん、圧倒的なリーチ数を持つYahoo! JAPANのマルチビッグデータを自社データと掛け合わせて活用することも可能だ。

◆Yahoo!広告 ディスプレイ広告(YDN)

ディスプレイ広告(YDN)は、「アプローチしたいインターネットユーザーの属性」や「過去にウェブサイトを訪れたユーザー」などの条件を設定し、それぞれの条件に一致するユーザーが閲覧しているYahoo! JAPANや提携サイトに広告を掲載する。画像や動画を使用した視覚的な訴求も可能でスマートフォンやタブレットへの配信の際の活用が有効だ。また検索広告とディスプレイ広告(YDN)を併用することで、より接触機会の増加を支援する。

◆Appier AIXON (アイソン)

Appierの「アイソン」は、既存の顧客データを統合・強化、ターゲットオーディエンスの包括的な把握、AIモデルによって手軽にオーディエンスの行動予測を可能にするデータサイエンスプラットフォームだ。日本においてはLIFULL様、Proto様ほか、自社が保有するビッグデータについてAIを活用することでデジタルマーケティングを強化する。

効果的・効率的なデジタルマーケが可能に

同社では今回の連携に際して次のように述べている。

「日本で最も利用されているプラットフォームであるYahoo! DMPおよびディスプレイ広告(YDN)とAI搭載のアイソンが連携することで、広告主企業は自社のデータをアイソンを使って精度高く分析・セグメントし、そのデータをYahoo! DMPおよびディスプレイ広告(YDN)を通じて配信できるため、これまで以上に効果的、効率的なデジタルマーケティングが可能です」

絶大な閲覧数を誇るYahoo上で展開する広告と実績のあるAppier社のAIXONが連携することで、より精度の高いデジタルマーケティング施策の実行が可能となり、EC市場をはじめとする多くの事業体のビジネスを加速させることになりそうだ。


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