天気連動機能で注文ごとの売上が2倍に・CPAが20%改善 オプト社のデータフィードマネジメントツール『Feed Terminal』が新たな実績
株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:金澤 大輔、以下「オプト」)は「Feed Terminal」のEC事業向けデータフィード管理パッケージの提供により導入後の広告効果が改善されたとする内容を公表した。
より広告効果の高い運用を実現
オプト社は先にリリースしたデータフィードマネジメントツール「Feed Terminal」のEC事業向けデータフィード管理パッケージの提供により、導入後の広告効果が改善されたとしている。
Feed Terminal は配信媒体によって異なる広告フォーマットに合わせて、商品情報データを自動変換して広告用フィードを生成するツールで、データ作成・設定をひとつの画面で管理することが可能。配信実績等のデータなどを掛け合わせることができるため、より広告効果の高い運用を実現できるソリューションになっている。
天気連動機能で注文ごとの売上が2倍に・CPAが20%改善
2019年11月に、Feed TerminalではEC事業向けにデータフィード広告の効果を向上させるためデータフィード管理パッケージの提供を開始し、自社データだけではなく気象庁の天気予報データ連携といった外部データ連携による広告効果改善を図ってきた。その結果、アパレル企業において「天気連動機能」導入前後比較で、1注文あたりの売上が2倍になったほか、CPAが20%改善されたそうだ。
また「Feed Terminal」では、商品の売上データや在庫数など企業が持つデータ、Google Analyticsなどの計測ツールで取得できるデータとの連携も実装している。同社では引き続き、自社開発体制の強みを活かし、広告主のニーズに応じた柔軟な機能開発を実現する方針だ。
さらに精度の高いレコメンドを目指す
同社は今後について「花粉指数」や「紫外線指数」といった外部データ連携を追加し、様々な季節要因を想定して生活者に必要な商品をレコメンドできる機能拡充を予定しているという。
ECビジネスを考える上でも、シーズンごとの需要や日々変わる天候をつぶさに反映することは、売上げを向上させる上で大きな要素だ。一方で刻々と変化する天候や気象状況を可能な限りオンタイムでビジネスに直結させるには、高精度のデータマイニング・データマネジメントツールが不可欠となる。同社のソリューションはまさにこの分野で実績を積み重ねていることになり、今後の新たな展開にも期待がかかるところだ。