会えないお母さんに「巣ごもり消費ギフト」が人気?2020年母の日ギフトのトレンド予測

ECのミカタ編集部

まくら株式会社(本社:千葉県柏市/代表:河元智行)は、自社の運営する母の日に特化した情報ポータルサイト「母の日.me」において、2020年の「母の日ギフト」についてのトレンド予測を発表した。

「巣ごもり消費ギフト」に注目

世界中で新型コロナウイルスの拡大が続く中、感染予防のための外出自粛によって自宅で過ごす時間が増えてきた。
母の日には毎年お母さんと食事をしたり、旅行や買い物に出掛けたりと一緒に過ごすという人も多いが、普段離れて暮らしている家族の場合、今年は予定をキャンセルするなど、直接会うことを避ける傾向もあるようだ。

こうした世の中の流れを受け、母の日.meでは今年の「母の日ギフト」のトレンド予測を行った。

調査前は、外出自粛のため家で過ごす時間を豊かにしてくれるもの、家でもできる運動でストレス発散、健康を保てるもの、暗いニュースが続く中、気分を明るくしてくれるもの、などの自宅で使える「巣ごもり消費ギフト」が増えるのではないかと予測していた。

1位は定番の「お花」。巣ごもり対策の「食品・スイーツ」も上位に

1位は定番の「お花」。巣ごもり対策の「食品・スイーツ」も上位に

母の日.meが今年、「母の日に贈りたいものは何ですか?」という質問で20代~60代の男女 計500名を対象に行なったアンケート調査では、「お花」「食品・スイーツ」「ファッション・アクセサリー」「健康・生活雑貨」が上位となった。

10位までのランキングは下記のとおり。

1位:お花/24.8%
2位:食品・スイーツ/22%
3位:ファッション・アクセサリー/19.2%
4位:健康・生活雑貨/14.6%
5位:趣味に関するもの/5.6%
6位:旅行(旅行券・宿泊券なども含む)/5.4%
7位:食事(食事券なども含む)/3.4%
8位:お酒・ビール/2.8%
9位:手紙・メッセージカード/1.4%
10位:好きなことができる自由な時間/0.8%

お母さんも手入れしやすい「観葉植物」、ネックレスにしか見えない「健康グッズ」が人気の傾向

母の日では、もともとカーネーションなどのお花が人気だが、寿命が1~2週間となっている。
少しでも長く楽しめるようにと、特に2020年は初心者でも育てやすくて寿命の長い「観葉植物」が注目されると予想されている。
在宅勤務・テレワークが増える中で家族の在宅率も上がっているため、部屋の中に緑があると、お母さんも気分が晴れて爽やかに過ごせそう、という思いがあるのだろう。

気分転換できるスイーツ・お菓子も変わらず人気で、一回で食べきるものや小分けになっているもの、ひと口サイズで毎日ちょこちょこ食べられるものが2020年は人気になると予測される。
お花とスイーツが一緒になったセットも人気が高い。

また、お母さんの健康を気遣った「いたわり健康ギフト」も注目されている。
マスクや消毒で外からの予防はできるものの、本来は身体から健康であることが重要とされるため、自宅で簡単にできる運動グッズや、装着するだけでOKな磁気ネックレスの需要も増えることが予想される。
とくに磁気ネックレスでは、「パール」を採用するなど見た目はアクセサリーにしか見えないオシャレなものもあり、ファッションを気にせず使えるものが人気の傾向だ。

「お花以外」のギフトが人気。簡単には会えなくなったからこそ感謝のギフトを

「お花以外」のギフトが人気。簡単には会えなくなったからこそ感謝のギフトを

父の日ギフトでは、お花よりも食品や雑貨を贈ることが多い傾向にあるが、近年、母の日ギフトも「お花以外」を選ぶ傾向にある。
毎年同じものだとマンネリ化してしまい、贈る側としても物足りなさを感じるという意見もあり、日用品など実用的なものを贈る方も今後増えることが見込まれている。

当たり前のように会えていたときとは異なる2020年の母の日は、いつも以上の感謝の気持ちをもって、お母さんに母の日ギフトを贈りたいものだ。


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