「BASE」が「Instagram販売 App」をアップデート ショップ機能を追加

ECのミカタ編集部

BASE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:鶴岡 裕太)が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、Facebook, Inc.(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州メンローパーク、Facebook創設者・会長兼CEO:マーク・ザッカーバーグ、以下Facebook社)が6月に日本での導入を開始した「ショップ機能」に対応するため、「BASE」が提供する「Instagram販売 App」を今秋にアップデートする。

アップデートにより、アプリをインストールした「BASE」加盟店は、「ショップ機能」を使ってInstagram上に表示できるコレクションの作成が可能になる。

Instagramなどで使えるFB社の「ショップ機能」

Instagramなどで使えるFB社の「ショップ機能」

今までの「Instagram販売 App」では、ECサイトとInstagramを連携することで、Instagramの投稿に商品をタグづけし、商品ページに直接リンクさせることができていた。Instagramユーザー向けのアピールを容易にするサービスだ。

一方「ショップ機能」はFacebook社が6月に導入開始した新機能。オンラインショップを無料で作成することができ、FacebookやInstagramといったアプリで公開することができる。自社のカタログからおすすめの商品を選んでコレクションを作成したり、画面の色を変更してショップの雰囲気をブランドイメージに合わせて表示したりできる。

今回のアップデートによって、タグ付け機能はそのまま利用できる。加えて、Instagramショップに商品を公開することが可能になる。

「Instagram販売 App」アップデート後の特長

「Instagram販売 App」アップデート後の特長

今回のアップデートで予定されている主な変更点は以下の2点となる。

◆Instagramユーザーへのマッチングの精度を高めて、商品のPRや販促に利用可能
商品に関する詳細情報を入力することで、自社商品とInstagramユーザーとのマッチング精度を高めることができる。そのため、ショップオーナーはInstagramを活用した認知拡大や販売促進に取り組むことが可能になる。

◆新商品やシーズン商品なども「コレクション」表示で視覚的にわかりやすく
ショップ機能でInstagram上で表示するコレクションの作成が可能なる。新商品のコレクション表示や、シーズン商品のコレクション表示など、カテゴライズされた商品をまとめて表示させることができる。

BASEは110万のネットショップが利用するEコマースプラットフォームで、アプリは700万ユーザーが利用する。Instagramは若者だけではなく幅広い年齢層が使うようになっており、販促機能に注力している。まだ有効的な活用事例も少なく、今後の展開に期待がかかる。新たな機能拡張で、事業者にとっても利用者にとっても利便性が向上しそうだ。

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