卸仕入れサイト「orosy」と体験型ストア「b8ta」がサービス連携を開始
株式会社スペースエンジン(本社:東京都千代田区、代表:野口寛士)が運営するB2Bマーケットプレイス「orosy(オロシー)は、b8ta Japan(本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:北川卓司)とサービス連携し、b8ta出品後の卸販売を「orosy」にてサポートする。
卸を通じてビジネスをサポート
「orosy」はオンラインブランドを中心とした各種商品のサプライヤーと、高感度な商品の販売を希望する小売店舗のマッチングサービスである。サプライヤーは商品の卸価格や条件をorosyに登録することで卸販売を開始することができ、店舗はorosy内で商品を検索し、掲載された条件に従って買取もしくは委任仕入れで簡単に商品を仕入れることができる。取引口座がorosy1つにまとまることで、掛金もorosyが100%保証、手間やリスクなく卸仕入れの取引ができるようになる。
幅広いラインナップが並ぶ「b8ta」
2015年に体験型の小売店をサンフランシスコ近郊のパロアルトでオープンしたb8taは、Retail as a Serviceのパイオニアとして約5年間に渡り新しいソリューションを先導している。「リテールを通じて人々に新たな発見をもたらす」をミッションに掲げ、実店舗への出品をまるでオンライン広告を掲載するのと同じくらい手軽なものにし、世界中のイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供する。
現在は、米国で23店舗、ドバイに1店舗の計24店舗を展開し、1000以上のブランドがb8taに出品している。5000万件以上の消費者と商品の接点を生み出し、世界24の実店舗に年間300万人以上が訪れている。
2020年8月には、2店舗同時開業し日本へ参入したb8taの店内には、海外の最新ガジェットから日本のモノづくり技術を活かした商品まで幅広いラインナップが並ぶ。
B2Bの販売を手間なく実現
今回のサービス提携により、b8taへ出品中、出品後の企業はB2Bマーケットプレイスであるorosyにサプライヤーとして商品登録が可能になり、b8taを入口として参入したオフライン店舗での事業を卸販売まで拡大することができるようになる。新たな発見と体験を訴求するb8taへは、仕入れ事業者も多く訪れるため、展示商品の卸販売をorosyと連携することで海外ブランドを含む展示商品の卸・仕入れニーズに対応する。
他にも、b8taに出品中のブランドは、商品に卸価格を設定し、大手小売店や個人店舗のバイヤーが閲覧するorosy上に商品を掲載することができる。また、b8ta店内でバイヤー向けのイベントやorosyのサービス内でb8taに関する特集の共同キャンペーンを実施する。
新たな顧客層に商品を届ける
今回のサービス連携に伴い、b8ta Japanのカントリマネージャー、北川卓司氏は以下のようにコメントしている。
「この度、ミッションとして「すべての人に自由なリテールを」を掲げるスペースエンジン様と「リテールを通じて人々に新たな発見をもたらす」を掲げるb8taがサービス提携を開始することで、オフラインでこれから、または今後さらに展開を進めようと考えているブランドの皆様にさらなる選択肢をご提示できるようになることを大変嬉しく思います。
昨今D2Cモデルは日本でも良く聞くようになりました。オンラインのECサイトでスタートしたD2Cブランドが、b8taの店舗出品を活用し、それまでリーチしにくかった顧客層に商品を発見してもらい、次のステージとしてorosyの持つ卸販売のネットワークを活用することで、より多くの方々に商品を届けるお手伝いができるのではと期待しております。」
2020年8月に新たに日本に上陸した「b8ta」は、「体験」を売りにしており注目を集めている。両社のサービス連携に伴い、より販路が拡大し、ますますの発展から目が離せない。