ふるさとチョイスが仕掛ける福袋、47都道府県が参戦
国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」 は 12月1日から、全国47都道府県それぞれの産品を都道府県ごとに詰め込んだ「生産者応援福袋」の応募を開始した。この福袋は、「ふるさとチョイス」で応援したい都道府県を選んでふるさと納税をした合計1万人が対象となる。
47都道府県、全ての魅力を知れる
ふるさとチョイスは今年の3月から、コロナ支援として全国の地方自治体を対象にさまざまな支援施策を展開してきた。そして、今回の「生産者応援福袋」プロジェクトは激動の2020年を締めくくるにふさわしい企画と言える。
12月1日(火)〜12月31日(木)の期間に、「生産者応援福袋」の特設ページからエントリーを行い、さらにふるさと納税1万円以上を寄付した1万人に福袋が届く。
福袋の中身は都道府県の名産品となっており、地方の魅力を知る機会となっている。
コロナのダメージは未だ深刻
今回の福袋に商品を提供する奈良県のべっぴん奈良漬 代表の五十嵐氏、京都府のJA京都やましろの畑中氏からは、コロナ禍によって発生した国内観光者はもちろん、海外からの観光客の激減によりお土産が売れず、卸先に大きな影響が出ていると、観光地の苦しい今が語られた。
しかし、商品は生産者が苦心して試行錯誤してきた逸品。まだ、観光には来にくいかもしれないが、商品の良さを知ってもらいたいと熱く話す姿が印象的だった。
未だコロナの影響は強いものの、ふるさと納税やECで全国のこだわりを楽しむ場は多い。ふるさと納税はショッピングではなく寄付の場だが、ふるさと納税をきっかけに地方の名産品をECで購入する消費者も多いという。
ECしか展開していない人はふるさと納税を、そしてふるさと納税しか行っていない人は是非ECにもチャレンジして、商品に込めた想いを全国に届かせて欲しい。