大雪による交通規制で配送に遅れが発生

ECのミカタ編集部

12月も中盤に入り、日本列島に本格的な冬が到来した。今シーズン一番の寒波による大雪が物流に影響をもたらし、物流各社に配達の遅延が生じている。

日本海側を中心に交通障害

今シーズン一番の寒波による大雪が日本海側を中心に降り続け、高速道路で車が立ち往生する事態も生じている。物流各社にも影響が出始め、日本郵便、佐川急便、ヤマト運輸は状況を下記のように発表している。

■日本郵便

・北海道、東北地方、信越地方および北陸地方で引受または配達となる郵便物・ゆうパックなどの一部配達に1~2日程度の遅れが発生。

■佐川急便

下記の地域で配達が遅延。
・全国発:北海道/青森県/岩手県/秋田県行き
・北海道発:全国行き

荷受けを停止する地域は以下。
・全国発:岩手県奥州市、胆沢郡行の荷物

■ヤマト運輸

一部地域において荷物の配達が遅延。また、降雪状況によっては一時的に集荷を見合わせる可能性あり。
特に遅延が生じている地域は以下。
・全国発:北海道、秋田県(横手市・湯沢市)、岩手県(奥州市・一関市・北上市)、山形県(米沢市・村山市)、新潟県

自然災害に備える

全国で冷え込みが厳しくなり、大雪による影響が出始める時期に入った。新潟県内の関越自動車道では大雪の影響で40時間以上立ち往生している車もあるといい、物流にも影響が出ている。

EC事業にとって物流は欠かすことができない重要な役割を担う。EC事業者の中には「翌日配達」のサービスを行なう事業者もあり、すぐに商品が欲しい消費者にとっては嬉しいサービスだ。予期せぬ配達遅延や配送トラブルが発生した時に、迅速に連絡をする必要があり、自然災害発生の可能性が高い時期には、事前告知を行うなどの工夫が必要となる。

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