GMOが『MakeShop連携』の提供を開始 シームレスで効果的な販売戦略を実現
GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の連結会社であるGMOデジタルラボ株式会社(代表取締役社長:山田 裕一 以下、GMOデジタルラボ)が提供する、企業・店舗専用の集客支援型アプリをオーダーメイドで制作するサービス「GMOおみせアプリ」は、GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良 以下、GMOメイクショップ)が運営するネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO」と連携することにより、複数チャネル間においてシームレスで効果的な販売戦略を実現する「MakeShop連携」を、2021年4月5日(月)より提供を開始した。
複数チャネル間でシームレスな連携ができる
「GMOおみせアプリ」における「MakeShop連携」は、GMOメイクショップが運営する「MakeShop byGMO」やPOSシステムと連携することにより、オンライン・オフラインを問わず、複数チャネル間においてシームレスで効果的な販売戦略を実現するものとなっている。
「GMOおみせアプリ」を利用中であれば、「MakeShop連携」を利用することにより、「MakeShop byGMO」と「GMOクラウドEC」の『MakeShopエンタープライズ』プラン、自動顧客育成型マーケティングツール「Make Repeater byGMO)」および「スマレジ」との連携が可能となる。
これにより、実店舗とネットショップ会員の会員番号、ポイント情報、注文履歴などの顧客情報を一括管理することが可能となり、効果的な販売戦略を実現することができる。
MakeShop連携の特徴と利用シーン
<MakeShop連携の特徴>
◆実店舗とオンラインショップのポイントを共有
「スマレジ」などの店舗POSシステムでアプリのバーコードを読み取ることにより、ユーザーにポイントを付与できる。ユーザーは貯めたポイントをアプリからいつでも確認でき、ネットショップ・実店舗のどちらでも利用できる。
◆自動無償アップデートで開発コストを削減
システムは定期的に無償でアップデートされるため、追加費用をかけずに「MakeShop byGMO」の新機能を利用することができ、開発コストの削減につながる。
◆ニーズに合わせたカスタマイズが可能
顧客ごとに異なるニーズや予算に応じて、必要な機能を絞り込んで利用できる。また、自社サービスやブランドのイメージに合わせたオリジナルのデザインカスタマイズも可能だ。
<利用シーン>
◆オンライン・オフラインのシナジー集客
実店舗への集客に加え、ネットショップとアプリを顧客接点チャネルとして追加導入することにより、オンラインの顧客接点を増やすことができる。オンライン・オフライン共通のポイントシステムを活用することで、リピーターの獲得と育成を促進し、シナジー効果を生み出す。
◆店舗オペレーションを改善
実店舗とネットショップ、アプリの顧客に関する情報を一元管理できるため、データの整理や統合にかかる時間・手間が削減でき、業務効率化と店舗オペレーションの改善が期待できる。
◆顧客の利便性が向上
会員証やポイントカードをアプリ化することで、カード紛失時の再発行やポイント獲得の機会損失を削減することができる。また、好きなタイミングで注文履歴やポイント数を確認することも可能だ。
激変するECニーズに対応
同社では「MakeShop連携」の開発背景として次のように述べている。
「GMOデジタルラボは、2014年からスマートフォンアプリ制作サービス『GMOおみせアプリ』を提供しています。『GMOおみせアプリ』は、店舗ごとの顧客管理やネットショップ開設、予約システム、クーポン、ニュース配信など、集客・販促(販売促進)活動につながる様々な機能が集約されており、アプリ制作の専門知識を持たなくても店舗専用のアプリを運用することが可能で、導入店舗数は7,500店舗超にのぼります。一方、GMOメイクショップが運営するネットショップ構築ASP『MakeShop byGMO』は、お客様のご要望に応じて様々な機能を開発・提供しており、実店舗向けのPOSシステムとの連携や独自のカスタマイズにも対応しています。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、実店舗の営業自粛や営業時間の短縮が求められていることから、新たな顧客接点の創出のため様々な分野においてネットショップを導入する企業や店舗が増加しています。『GMOおみせアプリ』をご利用中のお客様からも、アプリやネットショップ、実店舗で導入しているPOSシステムを連携させて集客・販促活動に有効活用したいというご要望が数多く寄せられていました。そこで『GMOおみせアプリ』は、操作性と機能性の向上を実現し、よりお客様からのご要望に柔軟にお応えするべく、GMOメイクショップと共同で『MakeShop連携』を開発することといたしました」
ECショップ構築・運営プラットフォームとして存在感を示してきた「MakeShop byGMO」。それと「GMOおみせアプリ」が連携を開始した。ますます高まるEC化とリアル店舗との連携へのニーズに対応したものであり、利便性の向上をとおして、各事業体のシームレスかつ効果的な販売戦略支援に弾みがつきそうだ。