日本一の店舗スタッフを決めるコンテスト「STAFF OF THE YEAR」の初代グランプリが決定

ECのミカタ編集部

「STAFF START(スタッフスタート)」を運営するStaff Techカンパニー、株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小野里 寧晃)は2021年8月19日、オンライン接客技術を競い、日本一の店舗スタッフを決めるコンテスト「STAFF OF THE YEAR」最終審査を開催。初代STAFF OF THE YEAR 5名が選出された。

初代STAFF OF THE YEAR 5名には、2021年9月4日に行われる東京ガールズコレクション「STAFF STARTステージ」プロデュース権が授与され、ステージにも出演予定だ。

初代STAFF OF THE YEAR 5名が決定

2021年8月19日、都内で行われた「STAFF OF THE YEAR」最終審査にて、7名の審査員の評価と、アプリ配信サービス「LINE LIVE」で最終審査の様子を視聴した一般ユーザーによるオンライン投票結果をもとに、初代STAFF OF THE YEAR 5名が決定。オンライン投票数は、88,377票、LINE LIVE視聴者数は、7,512名であった。

「STAFF OF THE YEAR」に選ばれた5名のスタッフには、総額500万円相当の賞金または体験と、2021年9月4日に行われる東京ガールズコレクション「STAFF START」ステージのプロデュース権が授与された。当日は5名もステージに登場予定だ。

オンライン接客で全国にファンを拡大

オンライン接客で全国にファンを拡大

最終審査に出場したのは、「STAFF START」のアプリから投稿されたファッションコーディネートなどのコンテンツを経由したオンライン売上や、SNSフォロワー数、視聴者によるオンライン投票等をもとに全国7万人の店舗スタッフの中から勝ち進んだ18名。

福岡、新潟、宮崎など地方店スタッフの活躍が目立ち、SNSなどのオンラインサービスを活用することで、立地にとらわれることなく「個の力」を発揮しやすいオンライン接客ならではの結果となった。

新型コロナウイルスの感染拡大により、来店を控える人も多い一方、オンライン接客によって遠方の顧客への接客機会が生まれるなど、新たなニーズも広がっている。今回最終審査まで勝ち進んだ18名は、こうした時代の変化に柔軟に対応しながら、リアル店舗で培ってきた接客技術をオンラインでも発揮することで、全国の顧客から支持を集めてきた。

初代グランプリに輝いた村岡美里さん(rienda、福岡ソラリアプラザ店)は、「入社してどうしても売れない時期に上司に言われた『一番大事なのは人間力だ』ということが、今日につながっている気持ちでいっぱいです」とコメントした。

「令和のカリスマ店員」を決めるコンテスト

「STAFF OF THE YEAR」は、スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START」を開発・提供するバニッシュ・スタンダードが主催する、「令和のカリスマ店員」を決める今年初開催のコンテストだ。

「カリスマ店員ブーム」が過ぎて久しく、コロナ禍の打撃が大きいアパレル業界にとって、新しい時代を感じさせる明るいニュースとなった。

コロナ禍が収束しても人口減少トレンドは変わらず、今後も険しい道のりが予想されるアパレル業界だが、オンライン接客などの新しいツールやサービス、スタッフの「個の力」を武器にした、新たな価値創造に期待したい。

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