シエンプレ社、ネット炎上対策を考える企業向けに『危機管理体制構築度チェック』を無料提供

ECのミカタ編集部

シエンプレ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:佐々木寿郎)は、「危機管理体制構築度チェック」の無料提供を開始した。

顧客企業の要望に応える

オンラインレピュテーションマネジメントをはじめとした、デジタル・クライシス&サイレントクレーム対策事業を展開するシエンプレ株式会社は、ネット上の炎上及び風評被害リスクを懸念する企業向けの、様々な支援、コンサルティングサービスを提供している。

今回、同社は「ネット上の炎上対策について自社の状況確認と、やるべきことを明確にしたい」などの顧客企業各社からの要望を受け、「危機管理体制構築度チェック」の無料提供を開始した。

サービスの概要

サービスの概要

登録した企業に対し、炎上しうる状況を回避する体制をとっているかどうかを無料で診断。調査結果は、すぐにメールに送付され、閲覧できるという。利用方法は、ウェブサイト上の25項目の質問に対し、自社の体制や取り組み状況を「はい・いいえ」で回答するというものだ。登録後、審査結果をA~Eの5段階の評価と、対応状況の概況を見ることができる。

同社では、次のような企業・担当者に適合するとしている。

[1]
ネット上の炎上予防・対策を始めなければならないと感じているが、何から手を付けたらいいかわからない。

[2]
ネット上の炎上予防・対策に取り組んでいるが、十分といえる状況かどうか判断できない。

Digital Issuesを解決し、シンプルな世界に

公表に際して、同社では次のように述べている。

「コロナ禍の巣ごもり需要の影響もあり、1人あたりのSNS利用時間が増加する昨今。SNSを駆使したプロモーションに力を入れる企業も増加傾向にあります。一方、2021年1~5月に発生したネット上の“炎上事案”は1日平均5件と、コロナ禍前である2019年1年間の1日平均3.36件を上回っており、企業のSNSプロモーションにおける炎上リスク対策の需要もこれまで以上に高まっています。

当社はインターネット上の炎上を『Digital Issues』としてその解決に取り組んでおり、『Digital Issuesを解決し、シンプルな世界に』を企業理念に掲げております。その中で、『炎上予防や炎上対策について、何から着手すればいいかわからない』『現状取り組みを行っているものの、十分なのかどうかわからない』など、世の中に専門家が数少ないが故の、様々な課題が数多くありました。そこで、このインターネット上の炎上というDigital Issuesに気づき、解決に着手していただくことを推進するため、『危機管理体制構築度チェック』を開始いたします」

風評リスクは商品・サービスや広告表現などの不備、内部関係者の不謹慎な言動など、さまざまな要因が考えられる。長期化するコロナ禍対応で社会に不安とストレスが広がる中、企業のコンプラアンスなどに向けられる目も厳しさを増しているのが実情だ。

Web上に潜む自社のネガティブ情報を検知する無料診断サービスでトラブルの火種を突き止めれば、炎上を防ぐための効果的な対策を打つことも可能になるだろう。

同社の専門的な見地に基づく第三者の視点で、自社の風評リスクを事前に把握したいと考えるEC事業者をはじめとした経営者や広報・マーケティング担当者、法務・コンプライアンス関連担当者のリスクマネジメント業務をサポートする今回の試みは、ブランドを守り育てる視点からも注目と言えそうだ。

ECのミカタ通信21号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事