BASEが顧客管理機能をアップデート 顧客セグメントごとにメルマガ配信が可能に
BASE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:鶴岡 裕太)が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、これまで拡張機能「顧客管理 App」で提供していた顧客管理機能をネットショップ管理画面の標準機能に追加して新たに提供を開始した。
加盟店のCRMを支援
BASEは、加盟店の円滑なCRM(Customer Relationship Management)を推進するため、顧客管理機能をネットショップ管理画面の標準機能に追加して2021年10月14日(木)より新たに提供を開始した。
また今回のアップデートにより、顧客管理機能を一部アップデートし、購入回数、最終購入日、顧客メモ内のキーワードをもとに顧客グループを作成し、セグメント配信が可能になった。
◆顧客管理機能概要
提供開始日: 2021年10月14日(木)
対 象:「BASE」加盟店
費 用: 無料
機能概要
◆既存機能
これまで「顧客管理 App」で提供していた機能
[1]
顧客ごとの過去の購入回数、キャンセル回数、購入総額、問い合わせなどを一覧で表示
[2]
氏名、電話番号、メールアドレスなどの情報から特定の顧客を検索
[2]
顧客ごとに顧客メモを作成
◆追加機能
今回のアップデートにより追加された機能
[4]
顧客の購入回数、最終購入日、顧客メモ内のキーワードで絞り込み、顧客グループを作成
作成した顧客グループにメールマガジンの配信が可能に
◆顧客グループ作成にあたり絞り込みで可能なこと
・購入回数指定
・最終購入日指定
・顧客メモ内のキーワード指定
◆セグメント配信に合わせた顧客グループ作成事例
・新規顧客へリピート購入促進のキャンペーン情報を配信したい場合
顧客グループ作成例)購入回数を「1回以下」で絞り込む
・特別なリピーターへ限定のイベントや商品のお知らせを配信したい場合
顧客グループ作成例) 購入回数を「特定の回数以上」、顧客メモに入力したキーワード「特定のキーワード」を組み合わせて絞り込む
・休眠顧客へ売れ筋商品のお知らせを配信したい場合、顧客グループ作成例)最終購入日や購入回数を組み合わせて絞り込む
顧客の属性に合わせたアプローチが可能に
このように「顧客管理機能」は、「BASE」加盟店の顧客ごとの購入履歴や問い合わせ内容などの情報を一覧で管理できる機能となっている。これまで、拡張機能「顧客管理 App」を提供していて、機能が必要な場合にインストールして利用できたが、今後はすべての「BASE」加盟店がCRMを意識して、顧客情報を適切に管理できるように、ネットショップ管理画面の標準機能として「顧客管理」が追加された。
また、今回のアップデ―トでは、顧客の購入回数や最終購入日、顧客メモ内のキーワードで絞り込むと新規顧客やリピーターなどの顧客グループが作成できるようになった。作成した顧客グループは、拡張機能「メールマガジン App」を利用してメールマガジンを配信する際に、配信対象として選択することが可能だ。
これまで、顧客にメールマガジンを配信する場合は、全ての顧客を対象とした一斉配信のみが可能だったが、今後は新規顧客やリピーターなど、顧客の属性に合わせたセグメント配信が可能になり、特定の対象に寄りそった情報を配信できるようになった。これにより「BASE」加盟店は、販促活動をはじめ、顧客とのさらなる関係構築を図ることができる。
同社は今後について、「BASE」加盟店の円滑なCRMをサポートし、顧客との関係構築を最大化する顧客管理機能の開発を強化するとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。