オンライン試着バーチャサイズ、パリ発ブランドのアニエスベーへ提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社Virtusize(代表取締役:上野オラウソン・アンドレアス、本社:東京都港区、以下「Virtusize」または「同社」)は、アニエスベージャパン株式会社(以下「アニエスベー」)公式オンラインブティックへ「バーチャサイズ」の提供を開始した。

サステナビリティを考慮した新要素を追加

Virtusizeは、アニエスベー公式オンラインブティックへオンライン試着ソリューション「バーチャサイズ」についてサステナビリティを考慮した新要素を追加して提供を開始した。

アニエスベーは、1975年設立のフレンチカジュアルを代表するパリのブランドだ。流行に捉われることなく、着心地の良さやカッティングにこだわったエスプリ溢れる洋服は、世界中の人々に長く愛され続けている。ブランド創設者のアニエスベーは、アートや映画、音楽との関わりも深く、2020年2月にはアニエスベー財団・基金が運営する文化複合施設 « La Fab. »がパリにオープンした。

日本でもその精神の発信拠点として、青山のアニエスベー ギャラリー ブティックを運営。持続可能性(サステナビリティ)への意識も高く、特に2003年からサポートしている海洋探査船タラ号を通じて環境問題にも積極的に取り組み、今後も様々な活動が発信される予定だ。

またVirtusizeは、商品のサイズデータを使用して「商品と手持ちのアイテム」や「商品と自分の体」のイラストを重ね合わせることでサイズを比較できるオンライン試着ソリューション「バーチャサイズ」をメインに、正確で客観的なレコメンドサービスを幅広く展開している。

ユーザーが納得できるサイズ選びを通したより快適なオンラインショッピング体験を実現し、購入単価向上、返品数の低減、リピーターの拡大を支援。現在、ビームス、ユナイテッドアローズ、オンワード、ワールド、マルイ、ルミネ、BUYMA、MAGASEEK等を含む、グローバルで100以上のファッションサイトに導入されている。

SDGs目標達成を目指す顧客ニーズに寄り添う

SDGs目標達成を目指す顧客ニーズに寄り添う

今回、アニエスベー公式オンラインへの提供にあたり、バッグや財布など、ファッションアイテムの実用性を確認するのに役立つアイテムとの日用品比較機能において、比較アイテムとしてマイボトルシルエットを追加開発したという。

同社は、アニエスベーがブランド創立当初より掲げてきたサステナビリティへの思いに深く共感し、SDGs目標達成を目指す顧客のニーズに合わせて今回の開発に至ったとしている。

理念を表現できる新しいそして大切な一歩

理念を表現できる新しいそして大切な一歩

Virtusize デザインチームから次のようなコメントが出されている

「『サステナビリティ』は、創業当初よりVirtusizeが最も大切にしてきた企業理念の一つです。これまでも、弊社サービスを通じてお客様が本当に気に入るファッションとの出会いを提供することで、ファッション通販における課題である返品率の削減を実現し、配達から生じるカーボンフットプリント削減に貢献してきました。また本社オフィスビルでは、ペーパーレス化を推進し、再生可能エネルギーを利用しています。こういった活動に取り組んできた私たちだからこそ、今回のマイボトルシルエットの開発は、弊社の理念を表現できる、新しい、そして大切な一歩でした。

企業理念や社会課題との向き合い方を元に、アニエスベー様より頂いた今回のマイボトルシルエット導入のリクエストは大変嬉しいものでした。今後も『多様性を表現できるシルエット』や『サステナビリティを考慮したファッションアイテムのシルエット』開発など、クライアント様と一緒に社会課題を解決し、企業理念を実現できるリクエストを頂戴することを心より楽しみにしています。どんな小さなデザインへのこだわりでもお応えできるよう、チーム一丸となって製品開発に取り組んで参ります。

現在公開しているシルエット以外にも、近日中に新たなマイボトルデザインを公開予定です。弊社ではマイボトル市場のトレンドをリサーチし、ユーザーのニーズに合わせたデザインを日々制作しております。忙しい日々を送る皆様の様々なライフスタイルにあったファッションアイテム探しのお手伝いができるよう、今後もサービス改善に努めます」

これまでもサステナビリティを企業理念として大切にし、それを体現してきた同社。ECをはじめ多くの事業者に導入されているバーチャサイズの高い技術力とあわせて着実に支持を広げて来た。今回、パリ発のフレンチカジュアルブランド「アニエスベー」への提供を通して、その価値をさらに高めることになりそうだ。

ECのミカタ通信22号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事