FABRIC TOKYOがリネットと事業連携 持続可能な社会実現にむけた取り組みが加速

ECのミカタ編集部

株式会社FABRIC TOKYO(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:森 雄一郎、以下「FABRIC TOKYO」または「同社」)は、株式会社ホワイトプラス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:井下 孝之 以下「ホワイトプラス」)が提供する「Lenet」との事業連携を開始した。

持続可能な社会をアパレル分野から目指す

FABRIC TOKYOは、ホワイトプラスが提供する、自宅にいたままクリーニングの「Lenet(以下、リネット)」との事業連携を開始した。同社は今回の公表に際して、高品質なクリーニングを顧客にダイレクトに提供するリネットとの連携により、オーダーメイドの服をさらに長く、大切に着用いただける体験を創ることを通じて共にアパレル業界から持続可能な社会をつくることを目指すと述べている。

また事業連携による最初の取り組みとして、「FABRIC TOKYO メンバーシッププログラム」の特典としてリネットのクリーニング優待を提供開始するほか、5月8日まで開催中の「新社会人応援キャンペーン」におけるコラボレーションを実施するとのことだ。

事業連携による取り組み

事業連携による取り組み

◆「FABRIC TOKYO メンバーシッププログラム」の特典に「リネット」の優待を追加

自社のロイヤルティプログラム「FABRIC TOKYO メンバーシッププログラム」の外部サービス特典として、「リネット」のクリーニング優待を提供する。FABRIC TOKYOがロイヤルティプログラムをプレローンチ。利用状況に応じてステージランクを設定し、顧客に特典や各種サービスを付与するロイヤルティプログラムを同社が自社開発する。

◆「新社会人応援キャンペーン」と「リネット」のコラボレーション

2022年5月8日まで展開中の「新社会人応援キャンペーン」にて、スーツを購入した新社会人へ「リネット」のクリーニング優待を提供する。

「つくる責任、つかう責任」に対し貢献

「つくる責任、つかう責任」に対し貢献

公表に際して同社では次のように述べている。

「株式会社FABRIC TOKYOは、『Lifestyle Design for All』をミッションに掲げ、カスタムウェアの民主化を通じて人生や世界を楽しくすることを目指し、オーダービジネスウェアブランド『FABRIC TOKYO』、働く女性のためのオーダーウェアブランド『INCEIN』を展開しています。サービスを作っていく上でFABRIC TOKYOが大切にしている『HI-3』と呼ぶ3つのフィロソフィーのひとつに、『HI-SUSTAINABILITY』があります。

ファッションの短サイクル化や低価格化で、アパレル産業は以前にもまして大量生産・大量消費が進んでおり、業界全体で取り組まなければいけない課題は多岐にわたります。そのような状況の中で、受注した分だけ作るオーダーメイドという服の買い方を当たり前にすることは、大量生産に歯止めをかけることができる一つの手段だと考えています。また、お客さまとともに普段の消費行動を見直す機会として、生地工場や問屋の長期在庫生地にスポットを当て2018年から開催している『WHITE FRIDAY』という独自のキャンペーンなど、業界をリードすることを目指し様々な取り組みを行ってきました。

リネットは、サービスステートメントである『その服とずっと心地よくいられる、心のインフラ』として、『服と着る人の心地よい関係がずっと続いてくこと』をミッションに、クリーニングのプロフェッショナルとお客さまをダイレクトにつなぎ高品質なクリーニングサービスを提供しています。クリーニングにより服をいつまでも気持ち良く着られる状態に保つことで、長く大切に着る意識を高め、SDGs『つくる責任、つかう責任』に対し貢献しています。

必要なだけ服を作るオーダーメイドと、服を長く大切に着るためのクリーニングサービス。この2つの連携により、お客さまにはより快適にオーダーメイドの服を楽しんでいただくことができ、さらに大量生産・大量消費という課題解決に貢献し、アパレル業界におけるサステナビリティの実現を加速することができると考え、このたびの事業連携にいたりました。事業連携による取り組みとして、『FABRIC TOKYO メンバーシッププログラム』の特典としてリネットのクリーニング優待を提供開始。また、5月8日まで開催中の『新社会人応援キャンペーン』におけるコラボレーションを実施します」

これまでも積極的なEC展開をしてきた同社。今回、自宅にいたままクリーニングの「リネット」との事業連携開始を通して、サービスの価値向上とアパレル業界から持続可能な社会の実現に向けた取り組みがさらに加速することになりそうだ。

ECのミカタ通信22号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事